堀江貴文「(サラリーマンは)怒った方がいい」厚生年金の”積立金”を流用する『基礎年金・底上げ法案』に怒りのツッコミ…「氷河期対策」政府の”説明”あるものの、ネットでも波紋広がる「これはブチ切れ」「取りやすいところから取るの典型」「流用額だけでは足りないだろう…」

厚生年金

自民・公明・立憲民主の3党は、基礎年金底上げ対策案として、サラリーマンが支払った厚生年金の積立金を自営業者や主婦にも流用する案を国会に提出。提出案に対し反発するツイートを引用する形で、実業家の堀江貴文氏が「(サラリーマンは)怒った方がいい」と投稿し、ネットでも波紋を呼んでいます。

堀江貴文「(サラリーマンは)怒った方がいい」厚生年金の”積立金”を流用する『基礎年金・底上げ法案』に怒りのツッコミ…「氷河期対策」政府の”説明”あるものの、ネットでも波紋広がる

27日、実業家の堀江貴文氏(52)が自身のXを更新。同日Xにて、サラリーマンが支払った厚生年金の”積立金”を自営業者や主婦にも流用する『基礎年金・底上げ法案』に対する反発ツイートを引用し、「怒った方がいい」と投稿を行い、ネットでも波紋を呼んでいます。

27日、自民・公明・立憲民主の3党は、基礎年金の底上げ対策案を含む修正案を共同で国会に提出。少子高齢化が進む現代、現行制度だと基礎年金給付額が約30年後では3割水準が下回る恐れがあるとしています。

そのため、厚生年金の積立を使用し、全国民が受給できる基礎年金の水準を底上げする目的があるとし、4年後の財政健勝で底上げ実施を行うか判断されます。底上げ実施で就職氷河期世代が老後受給する年金水準低下も防げ、厚生年金受給者の大半も基礎年金を受け取るので、大半の人は総合的に手厚くなると厚労省は発信。

堀江氏の発信には多くの共感の声が寄せられており、自民党の河野太郎氏(64)も自身のXにて修正案を批判。「基礎年金の金額は満額でも生活保護の金額に満たない状況に変わりない」との指摘もしており、基礎年金の底上げだけでなく年金制度の抜本的改革を進める必要もある可能性があります。

厚労省はこの修正案を実施すれば、就職氷河期世代に当たる50歳の男性の場合、プラス170万円となる試算を出しています。その一方でこの措置を実施した場合厚生年金給付水準が一時的に低下するため、最大マイナスの試算が出ている70歳男性の場合、生涯受給額の総額が23万円減少。

こういった水準の一時的低下への影響を緩和する対応をするとしていますが、現役世代では搾り取りによる”負担感”や制度への”不信感”が募り強い拒否感が生じている状況です。

堀江氏の投稿に、ネットでもさまざまな声が上がっています。

このニュースに寄せられたネットの声

  • 「これはブチ切れ」
  • 「取りやすいところから取るの典型」
  • 「流用額だけでは足りないだろう…」
  • 「こういうのは決まるの早いのがねぇ」
  • 「国民年金の不足は国民年金だけで解決すべきと素朴に思う」

堀江氏の投稿と併せて、政府の案にも疑問を抱いている声が多数上がっている状態です。

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