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そうめんがべちゃべちゃ…どうして?
気温が上がってくると、そうめんを食事のメインに出すことが増えます。しかし、そうめんは茹で方が悪いとべちゃべちゃになってしまい、食感が非常に悪くなります。こうなると食欲がわかず、最悪破棄することもあるでしょう。
そうめんの仕上がりが悪くなるのは、茹で方に問題があるのかもしれません。やりがちなそうめんにNGな茹で方を把握し、美味しくそうめんを茹で上げましょう。
そうめんを茹でるときにしがちな『NG行為』4選
そうめんを茹でるときにしがちなNG行為には、以下のものがあります。
1.茹で時間を守らない
そうめんの大きな特徴として、茹で時間の短さが挙げられます。1~2分で茹で上がるものが非常に多く、薬味や麺つゆを用意している間に茹で時間が過ぎてしまうことも多いでしょう。タイマーをかけずに茹でているとなると、茹ですぎてべちゃべちゃになることも少なくありません。
2.お湯が少なすぎる
お湯の量があまりにも少ないと、べちゃべちゃな仕上がりになります。茹で上がった後に洗えばぬめりが取れると思っているかもしれませんが、水が少ない場合水洗いしてもぬめりの除去は非常に難しいといえます。
3.かき混ぜないままゆでる
そうめんを入れたまま全くかき混ぜずに茹でると、麺同士が引っ付いたまま茹で上がるため、仕上がりが悪くなります。特に麺の先端は引っ付いたままになりやすく、水洗いするときに引きはがすことも困難です。
固まった部分は団子状になっており、粉っぽさを感じて食感はよくありません。そうめん特有の、ツルンとしたのど越しも楽しめない仕上がりになってしまいます。
4.火力が弱い・差し水をしている
そうめんは吹きこぼれやすいので、それを防ぐためにごく弱火で茹でたり、場合によっては火を止めて放置して茹でてしまうという人もいるかもしれません。火加減が適切でない場合、規定時間通りに茹でても茹で上がりが今ひとつになります。
また、吹きこぼれる前に差し水をする人もいますが、差し水をするとお湯の温度が急激に下がるため、茹で上がりにムラができやすい傾向があります。
そうめんをおいしく作るコツ
そうめんを美味しく茹でるコツは、以下の通りです。
- 袋に書いてある、規定時間を厳守する
- 100gあたり1Lの水を用意し、たっぷりのお湯で茹でる
- 茹でている最中は適度にかき混ぜ、麺同士の癒着を避ける
- 吹きこぼれそうなときは、火加減を調整して吹きこぼれを防ぐ…水を足さない
- 茹でた後の麵は流水で揉み洗いする…ぬめりが落ちる
そうめんは、短い時間で茹で上がるからこそ、注意しなければならない調理工程が複数あります。美味しく仕上げるためにも、注意点を適切に把握して調理してくださいね。
まとめ
そうめんがべちゃべちゃになる原因は、複数あります。どのようなものがあるのかを知り、美味しいくそうめんを茹で上げましょう。