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人を平気で裏切る人ってどんな人?
平気で人を裏切る人は、最初はいい人に見えるかもしれません。しかし、時間が経つにつれて少しずつその本性が見えてきます。自分に不利な状況になったり、自分の利益を守る必要が生じたりすると、他人を傷つけることを気にせず、簡単に裏切る行動に出てしまいます。
このような人が周囲にいると、多くの人が傷つき、不快な思いをすることになります。ただし、裏切り行動をする人には分かりやすい共通の心理や特徴があります。以下の章で詳しく紹介します。
平気で裏切る人に共通する6つの心理と特徴
人を平気で裏切る人には共通の心理や特徴があります。これらを理解することで、早い段階で気付き、自己防衛につなげることが可能になります。
1. 自分のことしか考えない
裏切りやすい人の最も大きな特徴は、とにかく自己中心的であることです。他人より自分のことが大切なので、自分の利益を守るためには、他人を傷つけたり裏切ったりすることに抵抗を感じません。自分の都合に合わせて約束を破ったり、他人の気持ちを考えない行動を平気でとります。
2. 損か得かだけで人を判断する
このタイプの人は、他人を仲間や友達として見るのではなく、自分の利益につながるかどうかだけで判断します。そのため、利用価値がなくなったと判断すると、あっさりと相手を切り捨てることがあります。
また、自分の利益になりそうな人に対しては愛想よく接しますが、そうでない人に対しては冷淡な態度を取ることもよくあります。
3. 誰とでも仲良くしているように見える
裏切る人は、一見すると非常に社交的で、多くの人と仲が良いように見えることがあります。しかし、このような人は、情報を引き出すことを目的として、愛想よく振る舞っている場合があります。表向きの印象が良いため、情報を簡単に引き出しやすく、結果的に情報漏れや裏切りにつながるのです。
4. 他人より上に立ちたい気持ちが強い
平気で人を裏切る人は、常に自分が他人より優れていると感じていたい心理があります。そのため、自分より成功している人を見ると嫉妬し、陰口を言ったり、相手を陥れるような行動を取ったりすることがあります。
5. 小さな嘘を何度もつく
小さな嘘を日常的に何度もつく人は、実は要注意です。「なぜこんな小さなことで?」と感じるような嘘を頻繁につく人は、大事な場面でも平気で嘘をつく可能性があります。日頃から小さな嘘が多い人には、深刻な裏切り行為を警戒したほうがいいでしょう。
6. 自分を被害者のように見せる
裏切りやすい人の中には、自分が被害者であるかのように振る舞い、周囲から同情を得ようとする人もいます。自分の責任を他人に押しつけたり、周囲に同情されることで自分の行動を正当化しようとする傾向があります。このタイプの人には特に注意が必要です。
裏切られやすい人の共通点
人を平気で裏切る人は、裏切りやすい人を巧みに見抜き、近くに置きたがります。そのため、裏切られやすい人にも共通した特徴があります。ここでは、その特徴を詳しく見ていきます。
人を簡単に信じすぎる
裏切られやすい人は人を疑うことを知らず、何でも素直に信じてしまう傾向があります。相手が嘘をついていたとしても疑わず、何度裏切られても「きっと悪気はない」と許してしまいます。そのため、何度も同じ人から裏切られることになってしまいます。
恋人や友達に強く依存する
裏切られやすい人は、特定の人に精神的に強く依存することがあります。その人がいないと生きていけないように感じ、何でも相手に合わせてしまいます。こうした態度が相手を調子に乗らせ、利用されやすくなってしまいます。自分の意見をしっかりと持つことが大切です。
人に優しすぎて断れない
人から頼まれると、どんなことでも断れず引き受けてしまう人がいます。このような人は、他人の要求に常に応えようとするため、自己主張ができずに振り回されてしまいます。自分を犠牲にしすぎる優しさは、結果的に裏切られるリスクを高めてしまいます。
自分の悩みや秘密を話しすぎる
裏切られやすい人の中には、自分のプライベートや秘密を気軽に話してしまう人が多くいます。話し過ぎることで、相手に弱みを握られ、それを利用される危険があります。自分の情報を話す相手は、慎重に選ぶことが重要です。
自分の意見をはっきり言えない
自己主張が苦手な人は、自分の意見や気持ちを隠してしまうことが多いです。そのため、相手に都合よく解釈され、利用されやすくなります。アサーティブなコミュニケーション(自分の意見を穏やかに明確に伝える方法)を身につけると、利用されるリスクを減らすことができます。
人の顔色をいつも気にする
常に周囲の人の反応を気にしすぎてしまう人は、相手に嫌われることを極端に恐れるため、強く出ることができません。その結果、相手にとって都合よく扱われたり、裏切られても我慢したりしてしまいます。自分自身の気持ちを尊重する習慣をつけましょう。
裏切られないためにすぐできること
裏切られる経験が多い人は、これからは少し自分の行動を見直すだけで、被害を防げるようになります。まずは、自己主張の訓練をしましょう。嫌なことはきちんと断り、自分の気持ちをはっきり伝える習慣をつけるだけで、大きく変わります。
また、1人に依存しすぎないようにしましょう。いろいろな人と交流し、多様な考え方や価値観を知ることで、視野が広がります。こうした経験が、人を見る目を育て、危険な人に早く気付くきっかけとなります。
まとめ
誰でも他人から裏切られる可能性がありますが、繰り返し被害に遭う場合は、自分の考え方や行動を見直す必要があります。
特に、自分の境界線を意識し、無理なことはしっかり断る勇気が必要です。他人の評価を恐れず、自分を大切にする生き方をすることで、心地よい人間関係を築けるようになるでしょう。あなたの人生はあなた自身のものです。適切な自己防衛で、人間関係をより豊かにしましょう。