目次
『色』が人に与える印象を大きく左右する
色は、私たちの生活の中に深く関わりがあります。洋服の色で相手に与える第一印象が大きく変わるほど、人にとって色は切っても切り離せない要素と言っても過言ではありません。
自分や相手の印象に深くかかわる要素だからこそ、場面にあった色を身につけることで自分の魅力を最大限の引き出すことができます。したがって、それぞれの色が持つ効果と選ぶべきシチュエーションを把握しておきましょう。
それぞれの色が持つ特性や状況によって選ぶべき色
色が持つ特徴と選ぶべきシチュエーションは、以下の通りです。
【暖色】相手に明るい印象を持たせる
洋服選びをするとき、相手に明るい印象を持ってほしい場合は暖色系の色を選びましょう。ただし、パステルカラーを選ぶことが大きなポイントです。
- 赤
- オレンジ
- 黄色
- 紫など
柔らかい暖色系の洋服を選ぶことで、相手が親しみやすいと感じやすくなります。社交的で明るいイメージも与えやすいので、仕事のみならずプライベートでも相手との距離を縮めたいときに適している色です。
【寒色】相手に落ち着いている印象持たせる
相手に落ち着いた印象を持ってもらいたいときは、寒色系の洋服や小物を身につけましょう。
- 青
- 緑
- 灰色など
寒色はクールな印象を持たれやすく、テキパキと物事を処理できる人と思われやすい反面、どこか冷たい印象を持たれてしまうこともあるでしょう。そのため、最初のデートに着て行く服を寒色系だけで統一してしまうと、相手に与える印象が硬くなってしまうかもしれません。
【気を付けるべき色】冠婚葬祭の適切&NGカラー
色の中でも冠婚葬祭で身につける色には、注意が必要です。
- 結婚式のNGカラー…真っ黒なドレスや小物で身なりを固める・花嫁と被る純白のドレス
- お葬式のNGカラー…基本的に黒や紺、モノトーンカラー以外は不適切な印象を与える
結婚式は華やかな場なので、原色に近い派手な印象のドレスを着用しても問題ありません。
しかし、真っ白なドレスを身につけるのは避けるべきでしょう。なぜならば、純白のドレスは、花嫁が着用する特別な色であり、結婚式では花嫁以外の参列者が身につけるべきではないと考えられているからです。
また、お葬式は故人を偲ぶ会なので、結婚式のような明るい色合いの衣類を身につけることは控えるべきと考えられています。悪目立ちするだけでなく、非常識な印象を周囲に与えてしまうかもしれません。
お通夜であっても、黒や紺を中心としたモノトーンコーデで統一するのが無難です。また、デザインはなるべく無地のものを選んでください。
使いこなすのが難しい色の特徴は?
以下のカラーは、使いこなすのが難しいと言われることが多いので、取り入れる際には注意が必要です。
- ビビットカラー
- 柄物…アニマル柄・ストライプ・ドット柄・花柄・キャラクタープリントのものなど
上記の色やデザインは、ワンポイントであれば大きく浮いてしまうことはないでしょう。そのときのトレンドなどを考慮して、ファッションに取り入れると好印象です。
しかし、全身を上記の色や柄物で固めてしまうと、パンチが強すぎてしまい、周囲の人から「派手」「非常識」「気が強そう」といった様々な印象を持たれてしまいます。
自分に合った色を選んで相手に好印象を与えよう
色が人の印象に大きな影響を与えます。自分の身につける衣類や雑貨など、持たれたい印象に適した色を上手に活かし、相手になるべく好印象を持ってもらえるよう意識してみましょう。