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うっかり二度寝して朝寝坊…考えられる原因は?
頻繁につい朝寝坊をしてしまうという人は、主に以下の原因で寝坊癖がついている可能性が考えられます。
- 寝不足
- 体内時計の乱れ
- 睡眠の質の低下
- 心身の過度な疲労
- 病気(起立性調節障害や低血圧、睡眠時無呼吸症候群など)
最も考えられる原因として、生活習慣が関係しています。睡眠不足はもちろん、体内時計の乱れや就寝前の行動による睡眠の質の低下などが影響し、朝、すっきり目覚められない原因となっているのです。
また、日常生kつで心身に過度な負担がかかっている場合、精神的な不調によって起きられない可能性も疑われます。他にも対策しても改善できないという場合は病気も懸念されるので、一度、病院を受診してみましょう。
『朝寝坊してしまう人』の特徴5選
うっかり朝寝坊しがちな人は、どのような特徴を持つのでしょうか。ここでは朝寝坊してしまう人によくみられる特徴をご紹介します。
1.アラームを何度もセットしている
朝寝坊してしまうから、とアラームを何度もセットしている人がいますが、実はアラームをセットしている数が多ければ多いほど、逆効果になっている人も多いです。
アラームをいくつもかけておくことで「まだ大丈夫」という心理が働いてしまい、アラームが鳴ったから起きるという習慣が身につきません。その結果、二度寝、三度寝してしまい、気づいたら起きなければいけない時刻を過ぎていた……と遅刻につながります。
2.つい夜更かししてしまう
夜、自分の時間を楽しんでいると、つい時間を忘れて夜更かししてしまう人は多いでしょう。夜更かしするということは、就寝時刻が遅れるということ。つまり、朝、起きなければいけない時刻までの睡眠時間が減ってしまいます。
夜更かしのせいでアラームが鳴っていることに気づかず、ぐっすりと深い眠りに陥っている人は多く、結果的にアラームで起きることができず朝寝坊につながっている可能性が疑われるでしょう。
3.就寝前に脳が刺激を受ける行動をとっている
就寝前に脳が刺激を受ける行動をとっていると、睡眠の質が低下して朝寝坊につながりやすくなります。
- ベッドでスマホを見る
- 刺激の強い音楽を聴く
- 刺激の強い映画や動画を観る
- 就寝前1時間以内に激しい運動をする
- カフェインを摂取する
以上のような行動を就寝前にとってしまうと、脳が覚醒してしまい、なかなか寝つきにくくなります。また、眠りに入ったとしても質が低下し、熟睡できていない状態となるため、疲労が取れずに起きられない原因となりがちです。
4.精神的に不安定な状態に陥っている
精神的に過度なストレスを抱え込んでいたり、翌日に向けてネガティブな感情が働いている場合は、脳が「起きたくない」と判断し、朝にすっきりと起きることができません。
また、精神的に不調をきたしていると、睡眠の質が下がったり、なかなか寝付けなかったりと朝寝坊のあらゆる原因を招いてしまいます。
5.時間管理が苦手で楽観的な性格
元々時間管理が苦手な人は、起床時刻までの時間を逆算して、自分が何時に就寝すべきなのかを把握することができていません。その結果、夜ふかしにつながっていたり、朝の準備が間に合わなかったりと遅刻につながりがちです。
また、楽観的な性格の人は、そもそも朝寝坊しないための対策を立てなくても、心のどこかで「問題ない」と割り切ってしまっている傾向があり、結果的に再び朝寝坊してしまう……と自分に甘い部分が見えることも。
遅刻癖を直すために今すぐ取り組むべき対策とは
朝寝坊を直すためには、以下の対策を実践してみてください。
- 規則正しい生活を意識して早寝早起きを心がける
- 就寝の1時間前からスマホは見ないように意識する
- 睡眠の質を上げる就寝前行動を実践する
- 寝室の環境を整える(室温や暗さなど)
- 大きなアラーム音のなる目覚まし時計を少し離れた場所に置く
- 自分に合ったストレス解消法を見つける
睡眠の質を上げる就寝前行動には、日中に適度な運動を行ったり、夜に適度な温度の湯船で入浴したり、ストレッチを行ったり、白湯を飲むといった行動が該当します。
また、日中に受けたストレスを解消するために、自分に合ったストレス解消法やストレス緩和法を見つけておくことも大事です。
遅刻癖を直すためには、前日から次の日の持ち物を事前に準備しておいたり、着ていく服をあらかじめ決めておくなど、朝の時間にやらなければいけないことを前日の夜に済ませておくと良いでしょう。
また、スマホやデジタルウォッチのアラーム機能を活用し、「この時刻までにこの準備を終わらせる」と朝のタイムスケジュールを作成しておく方法も効果的です。
朝寝坊を改善するためには生活習慣を見直して
いかがでしたか。朝寝坊を改善するためには、生活習慣を見直すことが最優先事項です。早寝早起きを心がけることはもちろん、寝る前に睡眠の質を上げる行動を取り、睡眠の質を下げるような行動は控えるよう意識してみてください。