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何度も遅刻を繰り返す…遅刻常習者
出勤時間や集合時間が決まっているにもかかわらず、必ずそれに遅刻する遅刻常習者はいるものです。遅刻常習者には共通する特徴がみられることが多いので、どのようなものがあるのかをチェックしておきましょう。上手に指摘する方法も、まとめています。
『遅刻常習犯』の特徴3選
遅刻常習者の特徴は、以下のものがあります。
1.自己中心的な考えが強い
遅刻常習者は、自己中心的な考えを持っていることが多いです。
- 精一杯急いだから許されると思っている
- 遅刻しても仕事などで挽回すればいいと思っている
- 自分一人遅刻しても、ほかの人が先に仕事を始めておけばいいと思っているなど
相手や周囲の人の時間を尊重しないければならないという能力が低いので、遅刻しても罪悪感を持ちません。自己中心的な考えを持っているので、相手が遅刻してきたときには文句を言ったり責めるような態度を取ることもあります。
2.危機感が鈍い
危機感が鈍い人も、遅刻常習者になりやすい傾向があります。
- 遅刻することで信用を失うなどの、デメリットを感じることがない
- 締め切りなどの期日に対する危機感も低い
- 細かいことまで気が回らず、全般的におおざっぱな部分が目立つ
- 周囲に迷惑をかけるかもしれないという気持ちが低いなど
こういった特徴がある人は、自分のことをマイペースな性格と認識していることもあります。マイペースな性格といえばのんびりしている印象を持つ人もいますが、周囲の人に迷惑をかける場合はマイペースな性格とはいえず危機感が鈍いという印象を持たれやすいです。
3.未来を予測する能力が低い
未来に起きるかもしれないことを予測して行動する能力が低い人も、遅刻常習犯になることがあります。
- トラブルの予測ができず、ぎりぎりの予定を組みやすい
- スケジュール管理能力が低いので、ペース配分ができず締め切りが守れない
- 余裕を持ったスケジュールを組むと、危機感が低くなりダラダラしがちなど
仕事をこなすうえで、余裕を持ったスケジュールを組んでてきぱき業務をこなすことは非常に重要です。未来はなにが起きるかわからないので、ぎりぎりのスケジュールを組むと小さなトラブルが起きただけで遅刻してしまいます。
遅刻常習者に対して上手に指摘する方法
遅刻常習犯であることを上手に指摘する方法は、以下のものがあります。
- 遅刻するとどのようなデメリットがあるのかを伝える…遅刻した本人だけでなく、周囲の人にも迷惑をかけることを伝える
- チームでスケジュール管理を共有し、ほかの人がどのようなテンポで仕事をこなしているかを可視化する
- 仕事などを始める前に、会議などみんなで話し合う時間を作る…危機感が生まれやすく、遅刻を防ぎやすい
- 時間に厳しい人と行動を共にするような業務に当てるなど
遅刻常習犯の人は、無自覚であることが多いです。スケジュール管理が緩い点は自覚していても、遅刻そのものが悪いものと思っていないこともあるので、相手を過剰に責めたり人格を否定するような言動は避けましょう。遅刻理由をしつこく聞くとプライバシーの侵害になることもあるので、その点にも注意が必要です。
まとめ
遅刻常習犯には、さまざまな特徴がみられることが多いです。相手の性格なども加味して、遅刻常習犯への対策を練りましょう。