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新しい髪ゴムがすぐ切れる理由とは?
髪が長い人にとって、髪ゴムは毎日のヘアスタイルに欠かせないアイテムです。しかし、ドラッグストアやコンビニなどで手軽に購入した髪ゴムが、数回使っただけで伸びたり切れたりすることは珍しくありません。「買ったばかりなのに、もう伸びてしまった」「頻繁に取り替えるのが面倒」と感じている人も多いでしょう。
髪ゴムは消耗品ですが、正しく使えば数ヶ月長持ちすることもあります。髪ゴムがすぐに切れる原因の多くは、意外にも日常的な使い方や扱い方にあるのです。無意識のうちに髪ゴムの寿命を縮めてしまう行動をしていないか、この機会に見直してみましょう。
髪ゴムを切れやすくする習慣を避けるためには、まずどんな行動が悪影響を与えるのか知ることが重要です。
髪ゴムがすぐ切れる!日常で避けたい5つのNG習慣
髪ゴムが長持ちしない原因は、自分では気づかないうちに行っている些細な習慣にあるかもしれません。髪ゴムの寿命を縮める行動を一つひとつ確認し、改善していきましょう。
1. 髪を結ぶ時に強く伸ばす
髪をまとめる際、ついついゴムをギュッと強く引っ張って伸ばしていませんか?髪ゴムの多くは伸縮性がありますが、過度に引っ張るとゴム内部の繊維が断裂し、伸縮性が失われてしまいます。見た目は問題なくても、実際に使うとゴムが伸びたまま戻らない状態は、このように内部のゴムが切れていることが原因です。髪ゴムを使う時はなるべく強く引っ張らず、軽くまとめる程度に留めるようにしましょう。
2. きつく結びすぎる
特に髪が多い人に見られる習慣ですが、髪が乱れないようにと強く結びすぎるのは避けましょう。髪を強く結ぶためには髪ゴムを無理に引っ張らなければならず、結果として内部のゴムを傷めてしまいます。また、強く結ぶことで髪自体にも負担がかかり、髪の傷みの原因にもなります。適度な強さで結び、物足りなければ柔らかいシュシュなどで補強するのがおすすめです。
3. 髪ゴムをつけたままシャワーを浴びる
髪が濡れるのを避けるため、髪を結んだままシャワーを浴びる人は多いでしょう。しかし、多くの髪ゴムはナイロンなどの布地で覆われているため、水に濡れると素材が劣化し、ほつれやすくなります。濡れた髪ゴムはその強度を徐々に失い、結果として寿命を縮めてしまいます。シャワー時は髪ゴムを使わないか、防水性のあるヘアクリップを利用しましょう。
4. 手首に髪ゴムをつけたまま水仕事をする
髪ゴムを手首にはめたまま家事をするのも注意が必要です。食器洗いや掃除など水仕事の際に髪ゴムが濡れてしまうと、生地の強度が落ちやすくなります。家事をする時は髪ゴムを外しておくか、水に強い素材のゴムを選ぶなどの工夫が必要です。
5. 髪ゴムを口にくわえる
髪をまとめる間、ついつい髪ゴムを口にくわえてしまう人もいるのではないでしょうか。しかし、この習慣も髪ゴムの劣化を招きます。唾液が付着するとゴムの生地が傷みやすくなるほか、歯が髪ゴムに当たることでも生地が傷つきます。また衛生面でも良くないため、髪ゴムは口にくわえず、ポケットや洗面台など清潔な場所に置くよう心掛けましょう。
ここまで紹介したNG習慣を改善することで、髪ゴムの寿命は確実に延びるでしょう。
髪ゴムを長持ちさせるために心がけたい使い方
ここまで紹介したNG習慣に気を付けるだけでも髪ゴムは長持ちしますが、さらに工夫することでより一層寿命を伸ばすことができます。ポイントは髪ゴムに余計な負担をかけないことです。日々の使い方を少し工夫するだけでも、髪ゴムを何倍も長持ちさせることができるでしょう。
髪ゴムに負担をかけないためのコツ
髪ゴムを長く使うためには、以下のようなポイントを意識することが大切です。
- 髪ゴムを必要以上に引っ張らず、軽くまとめるように結ぶ。
- 強く結びたい場合は、髪ゴムの上からシュシュやヘアクリップで補強する。
- 水や湿気にさらさないように注意する。
- ヘアオイルやスタイリング剤が付いた髪には、専用の丈夫なゴムや耐油性のゴムを使用する。
特に、ヘアオイルやワックスを使用した後に普通の髪ゴムを使うと劣化が早まります。そうした場合は、ゴム自体が丈夫で耐久性の高いPU(ポリウレタン)素材のゴムやシリコン製ゴムなどを使うと良いでしょう。
また、紫外線の影響も髪ゴムの劣化原因となります。髪ゴムを日光が当たる場所に長時間放置せず、なるべく日陰や引き出しの中などに保管することも寿命を延ばすポイントになります。
毎日の少しの気遣いが、髪ゴムの耐久性を大幅に改善します。
髪の量が多い人におすすめの髪ゴム選び
髪ゴムを長持ちさせるためには、自分の髪質や髪の量に合った髪ゴム選びも大切です。髪が多くて普通の髪ゴムではすぐ伸びたり切れたりするという方には、スプリングタイプの髪ゴムがおすすめです。
スプリングタイプの髪ゴムは、もともと耐久性が高く、伸ばしても簡単には切れません。また、髪に跡がつきにくく、デザインやカラーの種類も豊富なため、おしゃれにこだわりたい方にもぴったりです。
最近ではコンビニやドラッグストアだけでなく、3COINSや雑貨店、ネット通販でも多様な種類が販売されています。また、無印良品の「フィットゴム」など、耐久性が高くコスパの良い商品も注目を集めています。自分に合ったお気に入りを見つけて、ヘアスタイルを楽しみながら髪ゴムを長く愛用しましょう。
髪ゴムを長く使うコツは日々の扱い方にある
髪ゴムは日常的な消耗品ですが、正しく扱えば長期間使用することができます。毎日使うものだからこそ、扱い方を工夫して負担をかけないことが重要です。「髪ゴムがすぐ切れる」「頻繁に買い替えるのが面倒」と感じている方は、一度日常の習慣を見直してみると良いでしょう。
今回紹介したNG習慣を避け、髪ゴムに負担をかけない使い方や自分に合った髪ゴム選びを実践することで、より快適にヘアスタイルを楽しむことができます。少しの意識が、大きな変化につながりますので、ぜひ今日から試してみてくださいね。