目次
平成レトロってどの年代?
令和に入って、平成はレトロという言葉が使用されるようになってきました。レトロといえば昭和と思っている世代の人は、若干驚きを隠せない部分もあるかもしれません。平成レトロとは、1980年代から2000年代初期を指す時代です。
過去30年あった平成時代には、どのようなものが流行したのでしょうか。
平成でブームになったもの7選
平成レトロの時代にブームになったものとは、以下のものがあります。
1.コギャル
コギャルとは、以下のような特徴がみられやすい女子学生を指します。
- 制服のスカート丈が短い
- 髪を染めている
- ルーズソックスを履いている
若い女性や学生のことを指しており、上記全てが当てはまるわけではありません。校則で髪を染めてはいけない場合は染めずに、下校時や休日にルーズソックスを履いていたという人もいるのではないでしょうか。
2.ネイル・厚底ブーツ
長いネイルとネイルに大きなデコレーションを施したり、かなり底が厚いブーツを着用するのも、平成レトロで見られやすい若い女性のファッションスタイルです。髪を茶色や金髪など派手目の色に染め、肌をサロンで焼くなどしてガングロになったり、さらに派手なファッションのヤマンバなども当時話題になりました。
特にヤマンバと呼ばれるファッションでは、目元に白いメイクを施すなど、かなり距離が離れていても目を引くようなファッションであったと記憶している人も少なくないのではないでしょうか。
3.たまごっちなどの携帯ゲーム機
持ち歩きができる育成ゲームも、この時代に登場しました。携帯ゲームの普及により、子どもの遊びが大きく変化したのも平成時代に見られる大きな特徴といえます。子どもの頃、学校に行っている間、親にたまごっちの世話を任せていたという人もいるのではないでしょうか。
携帯ゲーム機の普及で、育成したゲーム内のキャラクターを通信ケーブルを使用して交換するなどの新しい文化も発生した時期です。
4.ガラケー
平成時代といえば、ガラケーの普及が非常に大きな出来事といえます。ショルダータイプで登場した携帯電話は、目を見張るほどのスピードで小型化していき、新機種が発売されるごとに機能も増えていった印象。
メールでのやり取りやiモードなど、携帯大手3社がこぞって新機種を発売し、どこの携帯会社と契約しているか、どんな機種を使用しているかなどが話題に上りやすかった傾向があります。
5.CD・CDプレイヤー
CDは令和時代になった今でも発売されていますが、全盛期の平成程の枚数ではない印象です。CD最盛期といえる平成時代は、CDを聴くためだけの専用機械であるCDプレイヤーが非常に多く普及していました。
道を歩きながらや電車などでの乗り物移動の際使用したり、受験勉強のときに使用したという人もいるでしょう。
6.プリクラ・プリ帳
今でも人気が高いプリクラですが、発表された平成時代ではギャルや学生の間で爆発的な人気を誇っていました。プリクラを撮ると1枚のシートに複数枚撮影した写真が印刷されるので、一緒に撮影した友達と分け合うのが特徴。
分け合ったプリクラは、プリクラだけを貼る”プリクラ帳”通称プリ帳に貼ったり、切り分けたプリクラを手帳に貼らず持ち歩き友達と交換して集めるといったやり取りも見られました。
7.使い捨てカメラ・デジカメ
使い捨てカメラの”写ルンです”も、平成時代に登場しました。その後デジカメも登場し、家庭用カメラの幅が一気に拡大。デジカメは撮影の失敗が少ないので非常に人気が高く、ガラケー同様新しいものが発売されるたびに画素数が上がって、より美しい写真が撮影できるようになっていったのも印象的です。
まとめ
平成時代には、いろいろなものが流行しました。レトロでありつつ、令和でも平成に想いを馳せることができるアイテムは非常に多くあるといえます。