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卒業式の主役は、学校を卒業する子ども
子どもの卒業式は、感慨深いですよね。我が子の晴れ姿は、どんな親でも最前列で見たいと思うものです。しかし、中には子どもが主役の卒業式でやってはいけないことをする親もいます。非常識な人という認識を持たれるだけでなく、実子が恥ずかしい思いをしてしまうかもしれないので要注意!
卒業式に参列する親がやってはいけない『5つのタブー』
卒業式に参加する親がやってはいけないこととは、以下のものがあります。
1.適切ではない洋服で参列する
卒業式は、正式な式典です。そのため、不適切な格好で参加すると浮きます。
- 露出度が高すぎる
- 華やかすぎる
- カジュアルすぎるなど
正式な式典に出席するフォーマルな洋服であっても、着古して変色していたり、虫食いができているような劣化が激しいものを着用するのはNG。
2.式の最中、大声を挙げたり子どもに手を振る
式では、卒業証書を一人一人授与する場面があるのではないでしょうか。子どもの晴れ姿ともいえる場面であり、子ども自身も緊張します。卒業証書授与の際、自分の子どもが授与される場面になっていきなり子どもの名前を大声で叫ぶような行動を取るのはよくありません。
また、子どもがこちらを向いたからといって、大きく手を振るような動作をするのもNG。周囲の人の妨げになります。
3.式の最中うろうろ立ち歩く
卒業式は、おおむね午前中で終了することが多いです。座り続けている時間は、長くても2~3時間ほどではないでしょうか。その間、何度もトイレに立ったり、撮影のために子どもの座席近くまで接近して写真を撮るような行動を取るのはNG。
非常に目立つ行動で、子どもが恥ずかしい思いをします。
4.学校の指定を無視した行動を取る
学校が指定していることとは、以下のものが多いです。
- 指定外の場所でカメラを回す、撮影する行為の禁止
- 参加する保護者の人数
- 子どもが着用する洋服の形式…和装、袴などはNGなことも
- 保護者間の私語厳禁
- 体調不良車の参列不可など
上記のことを守らず身勝手な行動を取ってしまうと、ほかの保護者に多大な迷惑をかけます。
5.空いた席に自分のカバンなどを置いて、無作為に席を埋める
自分の隣の席が空いているからといって、着用してきたジャケットやカバン類などを座席に置くのはよくありません。座席は一人ひとつと決まっており、基本的に例外はないことを把握しておきましょう。
卒業式に参列する親が絶対に守るべきマナー
卒業式に参列する親が絶対に守るべきマナーは、以下のものがあります。
- 学校側からの指定や禁止事項は、厳守する
- 恥ずかしくないフォーマルな格好で参列する
- 式典中は声を出さない
- 指定された場所で撮影を行う
- 誘導されたら速やかに移動する
- いつまでも体育館や学校に残らない
- 座席の使い方には注意するなど
正式な式典に参加するので、恥ずかしくない基本的なマナーを身に着けておくべきです。
まとめ
子どもの卒業式に参列する場合、子どものものだからと軽視するのはNG。正式な式典であることを念頭に置いて、子どもが恥ずかしきないような振る舞いを心がけてください。