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指示を出してもらわないと動けない…指示待ちの人になってない?
みんなでなにかに取り掛かるとき、役割分担してもらわないとなにをすればいいかわからない『指示待ちの人』になっていませんか?周囲の人からの指示を待ち続けていると、悪い印象を持たれるかもしれません。
『指示待ちになりやすい人』の特徴をチェックし、当てはまっていないか確認してみましょう。
『指示待ちになりやすい人』の特徴4選
指示待ちになりやすい人には、以下のような特徴があります。
1.自分で考えて行動するのが苦手
自分で考えて行動する習慣がなかった人は、指示待ちになりやすいです。
- 先輩や親、きょうだいなどがすべて先回りして物事を片付けていた
- 指示されたことだけをやっておけば、褒められていた
- 自分に足りていない部分は周囲がカバーしてくれるのが当たり前で、気を利かせて誰かをサポートする役回りになる経験が少なすぎたなど
自分で考えて行動する経験があまりにも少なすぎると、いざというときに行動できません。行動できないことを指摘されて責められ続けることで、自分で考えて行動することに対して苦手意識を持ちやすくなります。
2.自信がないため、自ら行動できない
なにをすべきか自分なりの考えはあるものの、自分に自信がないため自ら行動することができない人もいます。
- 自分で考えて行動した結果、相手から責められる経験が多すぎた
- 自分で考えて行動したことによって、大きな不利益が生じたことがある
- 自分の意見に対し否定的なことばかり言われたため、自信がなく行動できないなど
自分で考えて行動しても、自分が思っていたような結果が得られないこともあります。そのギャップがあまりにも大きかった場合、トラウマになってしまって行動できなくなる可能性もあるのです。
3.誰かになにをすればいいか質問する勇気がない
なにをすればいいのかわからないけれど、誰に質問すればいいのかわからないという人もいます。
- 入ってすぐの組織で、誰が一番上の立場なのかわからないので身動きが取れない
- 誰かに質問することで、相手から馬鹿にされるのではないかと思っているなど
質問出来ない人の中には、プライドが高いため質問することそのものに抵抗を感じているタイプの人もいます。
4.言われたことだけやっておけばいいと思っている
指示待ちの人の中でも非常に厄介なのが、言われたことだけやっておけばいいと思っている人です。
- 言われたことを指示通りにこなせば、文句は言われないだろうと思っている
- 指示待ちになっていることを指摘されても、一応謝るものの反省はしない
自主的に動いて修正などが発生すると面倒であり、失敗すると取り組んだ時間が無駄になるという考えの人もいます。
自分から行動できるようになるための方法
自分から行動できるようになるための方法は、以下の通りです。
- 取り組むことの内容を書きだし、最終的にどうなるべきかを見定めて、自分がなにをすべきかを意識して行動する
- 今の状況がより良い状態になるためには、どのように行動すべきかを考える
- どう行動すべきかを考える習慣を持ち、質問する勇気を持つ
最初からうまくいくとは限らないので、行動を起こす前に自分の考えを誰かに相談して行動に移すべきかを見極めましょう。
まとめ
指示待ちになりやすい人は、集団の中でも浮いた存在になりやすい傾向があります。居づらい雰囲気を作らないためにも、どうすればいいかわからないときは周囲の人や先輩などに相談しましょう。