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周囲の意見にすぐ流されてしまう…
自分の意見はしっかりと持っているにもかかわらず、いざとなると周囲の人の意見に流されてしまうという人はいるものです。周りに流されやすい人には、どのような心理や特徴があるのかをまとめました。
周囲に流されやすい人は、断ることも抵抗を持つことがあります。流されるまま引き受けていると面倒ごとを押し付けられることも多いので、相手に嫌われてもいいという強い気持ちを持って断るようにしましょう。
『周りに流されやすい人』の心理や特徴4選
周りに流されやすい人に見られる心理や特徴は、以下の通りです。
1.周囲の目や評価を過剰に気にすることがある
周囲の目や評価を過剰に気にする人は、周囲の人の意見に流されやすいです。
- 自分の意見を言って目立ったり浮いたりするのを避けたい
- 自分が思っていることを言うことで、周囲の人との関係が悪くなるのを避けたい
- 自分の意見を言うと、生意気な人と思われないか不安など
自分の意見はあるものの、それを口に出すことで周囲の人との関係が悪くなることに気を使い過ぎて流されてしまうタイプです。
2.自分の意見に自信がない
自分の意見に自信がない人も、人の意見に流されやすい傾向があります。
- 自分に自信がなく、自分の意見は人の意見に比べて取るに足らないものと思っている
- 自分自身に自信が持てないので、意見を言うという選択がない
- 周囲の人の考えは、どのような結果を招いても自分の意見よりも尊重すべきものと思っているなど
自分の意見に自信が持てない原因として、過去のトラウマやネガティブな感情が挙げられます。
3.自分が出した案でもめごとが起きると面倒なので、相手の意見に乗っている
自分の意見によって周囲の人の意見が衝突したり、集団が分裂してしまうといった事態を避けるため、相手の意見に乗っている人もいます。
- 集団が分裂すると収拾に時間がかかって面倒だと思っている
- もめる原因の案を出した自分が悪者になるのを避けたい気持ち
あまり物事を深く考えておらず、周囲に流されている方が楽という考えに人もいるので注意しましょう。
4.ほかの人と同じ意見という安心感を得たい
特に日本人は、自分だけが周囲の人と異なる環境に身を置くことに抵抗を感じやすいです。そのため、ほかの人と同じ意見を持っており、「自分は一人じゃない」「ほかの人と一緒」という安心感を得るために周囲に流されているという人もいます。
『周りに流されやすい』のを改善する対策
周りに流されやすい体質を改善するためには、以下の方法を実践してみましょう。
- 自分一人で考え、意見を持つようにする
- 相手の意見を鵜呑みにするのではなく、自分の意見との違いなどを分析する
- 単独で出した意見も、しっかりと評価されることを知る
- 全員から好かれようとするのをやめる
- 自分の気持ちに蓋をしない
流されるままに生活していると、自分で考える機会をどんどん失ってしまいます。考える力が低下し、いざというとき意見が言えなくなってしまう可能性もあるので、常に自分の気持ちと向き合って自分の中の意見をしっかりと持っておきましょう。
まとめ
流されやすい人には、いろいろな特徴や考え方があります。周囲に流され続けるのではなく、自分の意見もしっかりと持っておきましょう。