目次
毎日のように使う洗濯機は正しい扱いを心がけて
私たちが着用した衣類の汚れを落としてくれる洗濯機は、ファミリー世帯ならば毎日のように回していることでしょう。
活躍する機会の多い洗濯機は、使い慣れているためにあらためて使い方を確認する人は非常に少ないです。しかし、間違った使い方や必要なお手入れを怠っていると、洗濯機がある日突然、故障してしまう原因になります。
毎日使う大型家電だからこそ、時々洗濯機の使い方を見直し、少しでも使い方に不安を感じる場合は取り扱い説明書を読み直しましょう。
洗濯機が故障してしまう『絶対NG行為』5選
毎日使う家電だからこそ、正しい使い方を心がけていなければ故障につながってしまいます。ここでは洗濯機が故障してしまうNG行為をあらためて確認しましょう。
1.洗濯機の設置状態が悪い
洗濯機の設置状態が悪いまま使い続けていると、洗濯機が傾いて故障してしまったり、洗濯機だけでなく周辺の壁や家具を傷つけてしまいます。
水平に設置していたはずが、実は底に異物が挟まっていて若干斜めの状態で使い続けていた…という話は、意外と珍しくありません。水漏れの原因にもなるので、洗濯機は必ず正しい場所に水平に設置するようにしましょう。
2.洗剤を入れ過ぎている
洗剤は多く入れるほど衣類をきれいに洗濯できると考えていませんか。実は洗剤を入れ過ぎてしまうと、洗剤が衣類にこびりついてしまい、雑菌の温床になる恐れがあります。
また、洗濯機の投入口に洗剤が残ってしまい、固まることで詰まりの原因になることも。故障や水漏れの原因になることもあるので、必ず規定量を守って投入してください。
3.許容量を超えた大量の洗濯物を入れる
ファミリー世帯では、お子様の人数が多ければ多いほど洗濯物の量も増えます。しかし、洗濯機の許容量は必ず守ってください。許容量を超えた大量の洗濯物を入れてしまうと、洗濯機が大きく揺れて故障の原因となります。
また、洗濯機が傾いた際に本体を支えきれず、倒れてしまう恐れもあるので非常に危険です。どちらも故障につながるので、必ず洗濯機の許容量を確認し、洗濯槽に記されている目印を超えないように気をつけましょう。
4.入れてはいけない異物を洗ってしまう
防水加工されている衣類やティッシュ、電池など、入れてはいけないと記載されている異物を洗濯機に誤って入れてしまい、そのまま洗濯してしまうことはありませんか。
特にティッシュはポケットの中に入れっぱなしにしている人が多く、洗濯物を取り出したら破れたティッシュが中で散乱していた…なんてトラブルも。
入れてはいけない異物を洗ってしまうと、排水口に詰まってしまったり内部を損傷させて故障の原因となったりと、さまざまなトラブルの原因となります。洗濯機に衣類を入れる前に、必ずポケットの中などを確認してください。
5.定期的に必要な清掃・お手入れを怠る
洗濯機は、フィルターや排水口、洗濯洗剤の投入口など、定期的に掃除が必要な箇所があります。このお手入れを怠ってしまうと、詰まりの原因となり、水漏れや故障につながるリスクが高まります。
糸屑フィルターや乾燥フィルターは洗濯するたびに、排水口は1〜2ヶ月に一度を目安に、洗剤投入口は月に一度、自動投入の場合は2〜3ヶ月に一度を目安に掃除しましょう。
もしも洗濯機が故障したら…その場ですべき行動と対処法
もしも洗濯機が故障・不具合を起こした場合は、まず取り扱い説明書のトラブルに関するページを確認してください。多くの場合、ご自宅で対処できることが多く、その場合は説明書のトラブルに関するページに対処法が記載されています。
取り扱い説明書を見ても解決しない場合は、無理に自分で対処しようとせず、専門の修理業者や説明書に記載されているメーカーの問い合わせ窓口へ連絡しましょう。
自分で解体したり間違った扱い方で修理しようと試みると、洗濯機が修繕不可能な状態へと悪化してしまう危険があります。必ず修理はプロの修理業者に任せましょう。
洗濯機は定期的なお手入れと正しい取り扱い方を心得て
洗濯機は毎日使うものだからこそ、正しく丁寧な取り扱い方を心得る必要があります。定期的に必要なお手入れを忘れず、あらためて取り扱い説明書を確認しながら正しい使い方を確認しましょう。
