目次
部屋の掃除は『順番』を守らないと意味がない!?
部屋の掃除をする際、皆さんはどの場所から最初に手をつけていますか。掃除は順番を間違えると、せっかく掃除しても意味がなくなってしまったり、逆効果になってしまうこともあります。
掃除するときは、効率よく確実に部屋を綺麗に掃除するには、どのような順番で掃除を進めていき、最後まで残しておくべき部分はどこなのかを頭の中で描きながら進めることが重要です。
部屋を掃除するときに意識すべき順序を解説
では、リビングや子ども部屋、寝室、廊下など、家の中を掃除する際にはどのような順序で進めていくべきなのでしょうか。
まずは床に落ちているゴミを回収
本格的な掃除に取り掛かる前に、まずは床に落ちている目視できる大きめのゴミを回収して行きましょう。大きなゴミが落ちたままでは、その後、スムーズに床を掃除することができないため、最初に取り除いておきます。
床に大きなゴミが散らばっていない状態で掃除を開始すれば、その後、不要に手間取ることもなくなり、手際良く掃除を進めることができますよ。
汚れは上から下へ、奥から手前へ掃除する
続いて、埃などの細かい汚れを掃除する手順を確認して行きましょう。細かい汚れは、まず棚の上やカーテンレールなど、上から下へと落として行きます。後から上の汚れを掃除してしまうと、せっかく掃除した床が汚れてしまい二度手間になってしまうためです。
その後に床掃除に取り掛かります。床を掃除する際は、奥から手前に向かって汚れを拭き取って行きます。手前から奥に向かって掃除してしまうと、部屋の隅に汚れが溜まってしまい、取り切ることが難しくなるからです。
この手順を基本として覚えておくと、部屋の隅々前を効率よく綺麗に掃除できます。
床を乾拭きした後に掃除機をかける
床を掃除する際は、掃除機をかけてから拭き掃除するのではなく、乾拭きした後に掃除機をかけてください。
はじめに掃除機をかけてしまうと、床に落ちている埃が宙に浮き、先に掃除した上部が再び汚れてしまったり、せっかく床に落ちている埃が宙に舞うことで、綺麗に掃除しきれなくなってしまうからです。
したがって、まずは乾拭きをした後に掃除機をかけることで、細かい汚れも綺麗に取り除くことができます。
また、換気は掃除機をかけた後に窓を開けましょう。先に換気してしまうと、こちらも同様に埃が宙に舞ってしまい、掃除の効率が悪くなってしまいます。
濡れ雑巾などで床拭きした後は必ず乾拭きする
より綺麗に掃除をしたい場合は、乾拭きして掃除機をかけた後に、最後の仕上げとして濡れ布巾で拭き掃除します。
このとき、床を濡れ雑巾で拭いたまま放置してしまうと、新たに汚れが床に落ちた際にこびりつきやすくなってしまいます。こうした状況を避けるためにも、濡れ雑巾で床拭きした後は、必ず乾拭きしてください。
掃除で最後に残しておくべき場所とその理由
掃除する際は、以下の場所を残し、最後に掃除するように意識すると効率的です。
部屋の中で最後に残した方がいい場所は「床」
先に紹介した通り、掃除は上から下へと進めていくのが基本です。そのため、部屋の中では「床」を最後に残して掃除を進めていくことで、二度手間になったり汚れ残しなく掃除を完了させることができます。
大掃除など家中を掃除する場合は各部屋→水回り→玄関
大掃除や休日など、家中を一気に掃除する場合は、各部屋を掃除した後に汚れやすい水回りへ取り掛かるようにしましょう。ご家庭によっては雑巾などを使うため、使った掃除用具を洗うために水回りを使い、途中で汚さなければいけなくなることが予測されるからです。
したがって、各部屋を掃除し終わった後に水回りに取り掛かり、最後に汚れやすい玄関掃除に取り掛かることで、家中の掃除を効率的に進めやすくなりますよ。
掃除は効率よく進める順番を意識して進めよう
いかがでしたか。掃除は効率よく進める順番を意識して取り掛かることで、二度手間になったり逆効果となることを防ぎます。今回紹介した掃除の順序や取り掛かる場所の順番を参考に、お家の掃除を段取りよく進めましょう。