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お墓に供えたお花、何日くらい持つ?
お墓にお供えした花は、種類やそのときの季節によって、枯れるまでの日数に大きな差が出やすいです。
- 春・秋…1週間~10日ほど
- 夏…短ければ2~3日ほど
- 冬…2週間前後
お花は生き物であり、既に切ってしまっているので、長期間持たないことが大半です。
お墓に供えたお花が枯れたらどうするべき?
お墓にお供えしている花が枯れたら、どうすべきなのでしょうか?
回収し、自宅で処分する
既に誰かがお墓参りをしてお花をお供えしている場合、枯れていたら回収して新しいものと交換しましょう。枯れているものをそのまま放置してしまうのは、よくありません。また、処分場所がないのであれば持ち帰るのがマナーです。誰のものかわからないからといって、放置するのはNG。
枯れたお花は、可燃ごみとして処理可能です。水分などを拭き取って、燃えるごみの袋の中に入れましょう。そのままゴミ袋に入れるとお花が長すぎてり茎の先端が袋を突き抜けてしまう恐れがあるので、小さく切って紙袋に入れるのなどの一工夫があると安心です。
お墓に処分してよい場所がある場合は、そこに捨てる
墓地によっては、可燃ごみを捨てられる場所が設置されていることがあります。枯れたお花の処分ができる場合は、そこにお花を捨てることも可能です。枯れたお花は、枯れ方にもよりますが清潔な状態ではないことが大半なので、破棄できるのであれば捨てるのが得策といえます。
枯れたお花を放置してはいけない理由とは?
枯れたお花を放置してはいけない理由は、以下の通りです。
- 虫が湧く
- 見栄えがよくない
- 腐ったお花や水から腐敗臭がするなど
枯れたお花をそのままにしておくと、周辺のお墓にも迷惑をかける事態になるかもしれません。そのため、お供えしているお花が枯れている場合は回収して、新しいものを交換しましょう。
遠方でなかなかお墓参りができない…お花はどうする?
遠方でなかなかお墓参りができない場合、お墓にお供えした花が枯れてしまう可能性が非常に高いです。こういった場合は、以下の方法で対処してみましょう。
- 造花をお供えする
- お墓参り代行などの専門業者に清掃依頼をするなど
造花をお供えすることは、マナー違反にはなりません。お供えする気持ちが大切とされていますが、生花でなければならないという考えを持っている人もいます。造花をお供えすることに不安を感じている場合は、墓地の管理者等に一度問い合わせをするのがおすすめです。
まとめ
お墓に供えているお花は、季節などによって枯れるまでの期間に大きな差があります。枯れている場合はお花を回収し、新しいお花をお供えしましょう。