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忘年会だからこそ気を付けたい!部下への接し方
忘年会は、今年1年仕事を頑張ったことを会社の仲間と労いあう場です。お酒が入ることが大半なので、つい相手に失礼なことを言ったりやったりしやすくなる場ともいえます。
ここで注意したいのが、上司がやりがちなNG行為です。自分たちが若いころ当たり前だったことが、現代ではパワハラになってしまう可能性があります。昔のノリで後輩と接するのはよくありません。お酒が入っても、羽目を外さないよう注意しましょう。
忘年会で上司がやりがちな『避けるべき行動』6選
忘年会で上司がやりがちな避けるべき行動は、以下のものがあります。
1.飲食の強要
上司の年齢が上がれば上がるほど、若い人に飲食を強要しやすくなるというケースがあります。全員に当てはまるわけではありませんが、こういった行為に出る人は多い傾向です。
- 「若いんだから飲め」と、飲酒を強要
- 「もっと食べろ」と、食事量を増やすよう強要
- 一気飲みの強要…非常に危険で命の危険を伴う可能性アリ
年を取ると、若いときのようにお酒を飲んだり油物を食べて楽しむことができにくくなります。若いときのように飲食すると、胃腸がすぐに疲れてしまうからです。このようなことも含めて、若いうちにたくさん食べて飲んでという気持ちにもなりやすく、お酒が入ることでその気持ちに拍車がかかっているのかもしれません。
2.長々昔話を語る
お酒が入ることで気持ちが大きくなり、中年以降の人がしやすくなるのが自分が若かったころの話しです。
- 自分の苦労話
- 武勇伝など
長々話すだけでも迷惑ですが、それだけでなく「今時の若い人は」「楽ばかり」など若者をさげすむような言葉を言うのはNG。
3.無茶振りをする
若い人は上司の言うことを無碍にできないことを知っていながら、無茶振りするのはNG。
- 芸をやれ
- 面白い話をしろ
- 笑わせろ、盛り上げろなど
自分だったらできると思っているかもしれませんが、過信である可能性が高いです。
4.帰宅を許さない
忘年会の会場から自宅が徒歩圏内であれば遅い時間まで飲食することも悪くありませんが、そうでない人が圧倒的多数です。お酒を飲むのであれば車などの乗り物の運転はできないため、電車を使う人も多いでしょう。
電車には終電の時間があるので、終電の時間が迫ってきたら帰宅を申し出る人もいます。それが後輩だった場合、「付き合いが悪い」などといって帰宅させないのはNG。
5.会社内の派閥について後輩に詰め寄る
会社の規模が大きくなると人数も当然増えるので、性格や価値観が合わない人と一緒に仕事をすることになることはあります。こうなってくると社内で派閥が生まれ、「どちらにつく」といった雰囲気になることもあるでしょう。
お酒の席でこのような話題になったとき、若い社員に詰めよるのはNG。正解がない問いかけであることが想定されるので、若手社員が困ってしまいます。
6.プライベートなことを容赦なく聞く
お酒が入ることで注意したいのが、若手社員に対してセクハラまがいのプライベートな質問をすることです。
- 恋人の有無
- 伴侶との夜の生活の様子
- 性体験を聞きたがるなど
後輩だからなんでも聞いていいわけではないことを、しっかりと知っておきましょう。
忘年会を楽しく過ごすための注意点
忘年会を楽しく過ごすためには、以下のことに注意しましょう。
- 飲みすぎない
- 飲食の強要は避ける
- 帰宅を妨げない
- 時間を見て切り上げる
- プライベートに踏み込んだ話は避ける
- 回答に困るような話題は振らない
- 自分が先輩からされて嫌だったことは、後輩にしないなど
忘年会だからといって、後輩に対して多くな態度を取るのはNG。相手も人間であることをしっかりと頭に入れて、みんなが楽しく過ごせる空間を作りましょう。
まとめ
忘年会に参加するときは、後輩に気を配りつつ楽しい会にできるよう配慮しましょう。強要するような言葉は、基本的にNGです。