目次
商業施設などにあるフードコート、正しく利用できてる?
大型商業施設には、フードコートが設けられていることがあります。商業施設によって利用方法に若干の差はあるものの、基本的なマナーは大きく変わりません。広い空間であり、回転率が速い場所だからこそ注意したいことをまとめました。
フードコートですべきではない『NG行動』7選
フードコートですべきではない行動は、以下の通りです。
1.フードコート内のお店以外の食事を持ち込む
フードコートを利用するときは、同じコート内にあるお店の飲食物を購入することが条件になっていることが多いです。とはいっても、離乳食など特別な食事の持ち込みを行わねばならない状況下にある人は、無理に飲食物を購入する必要がないことが大半です。
施設ごとにルールが異なる場合があるので、フードコートを利用するときは事前に確認しておくと安心かもしれません。
2.飲食しないのに席を譲らない
フードコートは、その名の通り飲食する場所です。飲食しないのに席を譲らず、いつまでも同じ場所に座り続けるのはNG。食事を摂りたい人が席を確保できず、迷惑をかける行動といえます。
3.混雑時に長居する
食事時になると、フードコートは徐々に混雑し始めます。その際、座席が確保できたからといって、食事が終わっているにもかかわらず席を離れず居座るのはNG。混雑しているからこそ、食事を終えたらテーブルをきれいにして早めに席を立ちましょう。
4.ゴミの分別をしない
フードコート内には、ゴミ箱が設置されています。自分が出したゴミは、分別して捨てましょう。
- 燃えるゴミ…割りばし・包み紙など
- 燃えないゴミ…ジュースのカップ・お菓子やパンの袋など
ジュースの氷が残っているときは、氷を破棄する場所に中身を出してからカップをゴミ箱に入れて処分すべきです。
5.テーブルを汚したまま立ち去る
テーブルを使ったあと、明らかに汚れているのにそれを放置するのはNG。
- 食べたものをそのままにする…おぼんや食器を下げない
- 食べこぼしを放置など
フードコート内に台を拭くためのふきんが置かれていることがあるので、食べこぼしはそれで拭き取りましょう。ない場合は、手持ちのポケットティッシュなどを使用してください。食べ終わったら、各お店にあるお皿を下げておくブースに、自分が使った食器類を持って行くのもマナーです。
6.施設側からの退席指示を無視
飲酒や喫煙、暴れるなどの問題行動を起こし、施設側から退席を指示されたときは素直に従うべきです。お店側の指示を軽視して無視すると、損害賠償を請求されることもあります。
7.大騒ぎする、走り回る
特に小さなお子さんがいる場合、広いフードコート内で子どもが走ったり大声を出す、泣き叫ぶといった場面が多々見られます。子どもが機嫌を損ねてしまうのはしかたない面がありますが、走り回るのは制止できるはずです。
フードコート内は食事を持って歩いている人が多く、衝突すると購入した食事をこぼす恐れがあります。熱い汁ものであれば、子どもにかかって火傷をする可能性もあるので走り回るのは危険です。
フードコートで守るべきマナー
フードコートで守るべきマナーは、以下の通りです。
- 食事を済ませたら、できるだけ早く席を立つ
- フードコート内は、走らない・暴れない・大声を出さない
- 個人情報が流出する可能性がある写真は撮らない、SNSにアップしない
- テーブルが汚れたらきれいにし、食器は自分で下げるなど
利用する施設内にあるフードコートのルールは、事前にチェックしておきましょう。お店を利用するときの基本的なマナーを守り、周囲の人も含めてフードコートを気持ちよく利用できるよう配慮して行動すべきです。
まとめ
フードコートを利用する機会は、誰でもあります。だからこそ守るべきマナーを把握し、自分も含め周囲の人も気持ちよく利用できるよう注意しましょう。