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ひったくりは夕方から夜にかけて発生率が高まる
ひったくりは毎日のように全国のどこかで発生しているほど、多くの被害者がいます。被害者の年代や性別、被害にあった場所もさまざまですが、傾向として夕方から夜帯に多く被害が報告されています。
また、全国のあらゆる場所で被害が報告されていますが、被害に遭った場所を見てみると傾向があります。ひったくりに遭わないためにも、ひったくりに遭いやすい場所を避けたり、そのような場所を通るときは特に注意しましょう。
特に要注意!『ひったくりに逢いやすい場所』5選
ひったくりの被害はどのような場所で発生しやすいのでしょうか。
1.夜間帯の人通りの少ない場所
ひったくりは夕方から夜間帯に起こりやすい犯罪です。特に、夜間帯の人通りの少ない場所では、ひったくりの被害に遭ってもすぐに助けを呼ぶことができないため、犯人の格好のターゲットになってしまいます。
実際、夜間帯の人通りの少ない場所を通る女性の被害者が多いという報告もあり、女性は特に人通りの少ない夜道に注意が必要です。
2.通勤通学時間帯の電車内や駅構内
通勤通学時間帯の電車内や駅構内は、多くの人で混雑しています。また、電車内やホームの待ち時間では、スマホに集中していたり音楽を聴いている人もいるため、周囲への注意を怠りがちです。
そんな中、ひったくりをする犯罪者がこっそりポケットや開いているバッグの中に手を潜ませても、気づかない人が非常に多くいます。人混みに紛れて気づかれにくいので、ひったくり犯にとって絶好音環境なのです。
3.銀行やATMの近く
銀行やATMの近くもひったくりを狙っている犯人がターゲットを物色している可能性が非常に高いです。銀行やATMで引き下ろした現金を狙っているのでしょう。
また、現金を引き下ろしていなくても、銀行付近ではキャッシュカードを所持している人が多くいます。こうした対象者を狙ってひったくりを決行する犯人も多いので、銀行やATM付近では昼間でも注意が必要です。
4.人が密集しているショッピングモール
人が密集するほど混雑しているショッピングモールや街中などは、通勤通学時間帯の駅構内や満員電車内と同様の環境です。皆が店舗に目を向けていますし、密集している分、他人の挙動に不信感を抱きにくい状況です。
また、ショッピングモールに来ている人たちは、買い物のために多くの現金やクレジットカードを所有しています。このような人たちを狙ってひったくりを行う犯罪者は非常に多いので気をつけましょう。
5.夕方のスーパー
意外にも夕方のスーパーでひったくり被害に遭う人も多くいます。夕方のスーパーは主婦層が多く、混雑している場所です。また、買い物後に台の上にバッグや財布を置きっぱなしにする人も多くいるため、隙を見せた人が狙われやすいのです。
また、スーパーの駐車場や駐輪場も注意が必要です。女性が多いため、ひったくりをして追いかけられたとしても捕まりにくいという犯罪心理も働きやすく、1人で買い物に来ている女性が狙われる傾向にあります。
今すぐにしたいひったくりに対する防犯対策とは
ひったくりに遭わないためには、ひったくりに遭いやすい場所を避けることと防犯対策が重要です。
- 歩道を歩く場合は車道とは反対側にバッグを持つ
- ショルダーバッグはたすき掛けで持つ
- 夜間帯は人通りの多い道を選ぶ
- 夜道を音楽などを聴きながら歩くことは避ける
- ファスナーをしっかり閉めたバッグを使う
- 防犯ブザーをバッグにつけておく
- 自転車のカゴには防犯ネットをつける
- バッグや財布を出した状態で置きっぱなしにしない
以上の防犯対策を意識して行動し、ひったくりに遭う確率を下げる努力をしましょう。もしもひったくりに遭ってしまった場合は、無理に追いかけると暴行などの被害を受ける危険性が高まります。犯人の特徴などをしっかり把握し、警察に通報しましょう。
ひったくりに遭いやすい場所は避けて防犯対策を
ひったくりに遭いやすい場所は、人通りの少ない場所や人が密集している場所です。特に女性は力が弱く、犯人に狙われやすい傾向にあるので、しっかり防犯対策を意識しましょう。