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神社にあるもの、なにを触ってもご利益があるわけではない!
神社にあるものは、なにを触ってもなんとなくご利益があるような気がしますよね。そのため、触ってはいけないと記載されているもの以外は、なんとなく手で触ってしまう人もいるでしょう。しかし、神社にあるものはなんでも触ってはよいわけではないのです!
『鳥居』や『注連縄(しめなわ)』に触ってはいけない理由
鳥居や注連縄は、神社の中では触れてはいけないものとされています。その理由は、以下の通りです。
神聖なものだから
神社は、鳥居によって空間を区切られています。空間を区切るものとしている鳥居に一般の人間が素手で触れるのは、神様に対して失礼な行動に当たるためご法度です。面白半分で触れてよいものではないので、まずは触れないよう注意しましょう。
鳥居の下をくぐるときは、くぐる前に一礼して今から聖域内に入ることを神様に告げ、神様の通り道である中央を避けて鳥居をくぐって進みましょう。
世俗と聖域を区切るものだから
鳥居と注連縄は、俗世と聖域を区切る大切なものです。前述通り、一般人が触れてよいものではありません。
注連縄は手の届く場所にないことが多く、鳥居の上の方に飾られていることが多いですよね。どんな素材なのかを好奇心が勝って鳥居を登り、注連縄に触れるといったとんでもない行動に出るのは絶対にやめましょう。
神社の中にある触れていいものとは
神社の中で手に触れていいものは、以下のものがあります。
- 手水舎…手を洗って口をゆすぐ場所
- おみくじ…自分で購入したもののみ
- お守り…おみくじと同様
- 本坪鈴…お賽銭を入れる前に鳴らすガラガラのこと
神社内にある木に手を触れることは、可能と記載されている場合のみ触れるようにしましょう。枝を折ったり石を持ち帰るのは絶対NG!池の鯉に餌をやることができる場合は、お金を入れて餌やりをするのもよいですね。しかし、池の中にはっぱや石を投げこむのはよくありません。
また神社の敷地内で暴れたり、喧嘩をするのも避けるべきです。神社内で大きな声をあげて騒いだり、物を投げるといった行動も控えましょう。神様がいる場所に入らせていただいているという気持ちを大切にし、行動や言動、声量には注意すべきです。
まとめ
神社にある鳥居と注連縄は、非常に神聖なものです。そのため、一般に人が触れてよいものではありません。パワーをもらいたい場合は、触れてもよいとされているものに触れて、神様のパワーを分けてもらいましょう。