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引っ越し時の間違った行動は業者に迷惑をかけてしまうかも
引っ越しするとき、大量の荷物や家具を搬入・搬出するために引っ越し業者を依頼する方が多いでしょう。あらかじめ荷物を梱包したり、必要に応じて解体しておいたり、時には「引っ越し業者のスタッフさんを手伝ったほうがいいのかな」と悩む人もいるかもしれません。
しかし、引っ越し作業をしている最中に依頼主が誤った行動をとってしまうと、引っ越し業者側の負担を増やしてしまったり、スムーズに作業が流れなくなる原因になり、迷惑をかけてしまうこともあります。
あらかじめ、荷物を梱包しておくことは大切ですが、引っ越し当日の運搬作業は引っ越し業者側に任せておくのがベストです。
引っ越しをする時の『絶対NG行為』7選
引っ越しをする時に間違った行動をとっていると、業者側に迷惑をかけてしまうことも。ここでは引っ越しをする時のNG行為を紹介するので、これから引っ越しを検討している方はチェックしておきましょう。
1.1つの段ボールに大量の荷物を無理に詰め込む
なるべく運搬する段ボール箱の数を減らしたほうがいいのでは、という考えから、1つの段ボール箱に大量の荷物を無理やり詰め込む行為はNGです。
運搬する際に不安定になりやすく、段ボール箱の底が抜けたり、段ボール箱を積み重ねる際に下に置かれていた段ボール箱に入っているものが潰れてしまう危険性があります。
2.箱ではなくビニール袋に荷物を詰め込む
段ボール箱ではなく、ビニール袋に大量のものを詰め込む人もいますが、こちらも運搬する際に他の荷物の上に積み重ねにくいため、極力避けてほしい梱包方法だということです。
もしも引っ越し当日にすぐ使いたいものがある場合は、ビニール袋に荷物を入れ、自家用車で運搬することをおすすめします。
3.そのまま搬出できるものを全て分解する
家具によっては解体できるものもあると思います。しかし、そのまま搬出できるサイズのものを全て分解してしまうと、かえって引っ越し業者側が運搬しにくくなることもあるので注意が必要です。
どのような家具を分解すべきか迷うという方は、当日、引っ越し業者に必要な家具を解体してもらうサービスをオプションでつけるとスムーズに作業が捗ります。
4.引っ越し業者の搬入出を手伝おうとする
引っ越し業者のスタッフさんが頑張って搬出・搬入している姿を見て、手伝ったほうがいいのではと考える人も多くいます。特に男性は一緒に手伝おうと声をかけてしまう人もいるでしょう。
しかし、引っ越し業者には運搬に関して段取りがあるケースが多く、依頼主が介入することでスムーズに段取りが進まなくなってしまうことがあります。
また、運搬する動線にいることで怪我や破損といったリスクも高まるので、引っ越し業者側が搬出、搬入してくれている最中は、おとなしく邪魔にならない場所で見守りましょう。
5.家具の搬出の動線と被る場所に待機する
先ほど少し話に出ましたが、家具の搬出や搬入の動線に被ってしまう場所で待機していると、家具をスムーズに搬入できなくなったり、依頼主を避けようと動いた際に、家具や壁を傷つけてしまうリスクが高まります。
したがって、家具の搬出・搬入経路とならない場所で待機するようにしてください。
6.引っ越し作業中に声をかけずに外出してしまう
引っ越し作業中、家主が声をかけずに外出してしまい、依頼主の許可が必要な場面や「どのようにするか」と相談しなければいけない場面で依頼主がその場にいなくて困ってしまう……というケースも多いようです。
引っ越し作業中、昼食の買い物などで外出する場合は、引っ越し業者のスタッフさんに声をかけてから外出するようにしましょう。
7.新居に家具を搬入中なのに荷解きを開始する
新居に家具を搬入中にもかかわらず、その場で荷解きを開始する行為はなるべく避けてください。早めに荷解きをして部屋の整理を進めたい気持ちはわかりますが、搬入の邪魔になってしまいます。
早めに引っ越し作業を終えるためにも、引っ越し業者側が作業を終えて帰るまでは、荷解きを我慢しましょう。
引っ越し時はスムーズに作業が進められるよう配慮して
いかがでしたか。引っ越しする時はスムーズに作業が進められるよう、依頼した側も業者側に配慮が必要です。今回紹介したNG行為は避け、業者側が安全に段取りどおりに作業を進められるよう、邪魔にならない場所で見守りましょう。