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デザイン性も高い『タンブラー』は飲み物の持参に大人気!
タンブラーは、水筒よりもデザイン性が高く、スタイリッシュな見た目の製品が多いことから幅広い世代で人気が高いです。また、製品によっては保冷・保温どちらにも優れている製品も多く、1年を通して活躍してくれるところも嬉しいポイントです。
タンブラーは、基本的に飲み口やフタがついている構造なので、水筒よりもカジュアルなデザインや構造のものが多くあります。小さなサイズもあり、アウトドアよりも日常使いしやすいアイテムとして重宝されている印象です。
タンブラーと水筒の違いは?
タンブラーと水筒の違いがいまいちよくわからないという人も多いでしょう。
水筒は重厚感があり、耐久性も非常に高く、アウトドアなどで使用できるように設計されている製品が多いです。一方、タンブラーは水筒ほどの耐久性はありませんが、スタイリッシュで保冷・保温に優れており、コップの延長線上のようなカジュアルな形のものが多くあります。
どちらも飲み物を入れる点において同じですが、使うシチュエーションや耐久度、重量、使い方などが異なるので、普段、ご自身がどのようなシチュエーションで飲み物を持ち運びたいか考えて選ぶとよいでしょう。
タンブラーには絶対やめた方が良い『飲み物』5選
タンブラーはさまざまな飲み物を入れて持ち運ぶことができます。しかし、使われている素材や構造上、タンブラーに入れてしまうとトラブルにつながる飲み物もあるので要注意!ここではタンブラーには絶対やめたほうが良い飲み物とその理由を解説します。
1.炭酸飲料
ステンレス製のタンブラーに炭酸飲料を入れてしまうと、密閉されたタンブラー内の気圧が変化することで強い圧力がかかってしまいます。
すると、タンブラーから炭酸飲料が噴き出てしまったり、フタが外れてしまい中身が全て溢れてしまったり、最悪の場合、タンブラーが破裂してしまう危険性もあるのでやめましょう。
2.スポーツ飲料
スポーツ飲料には酸が含まれています。外で運動する時などはスポーツ飲料を入れて持ち歩きたいという方も多いと思いますが、ステンレスなどの金属製のタンブラーに入れてしまうと、内部が腐食する恐れがあります。
タンブラー内で腐食してしまうと、金属の錆が飲み物の中に溶け出してしまい、タンブラーで飲み物を飲むたびに体に金属錆を取り込んでしまうことに……。知らぬ間に有害物質を摂取しないよう、金属製タンブラーにスポーツ飲料は避けましょう。
3.酸性度の高い果汁入りジュース
スポーツ飲料と同様の理由で、オレンジジュースやレモンジュース、グレープフルーツジュースなどの酸性度の高い果汁入りジュースもステンレスタンブラーには適していません。
果汁によって中の金属が溶けてしまい、飲み物の中へと溶け込んでしまう恐れがあります。金属中毒などの健康被害に繋がらないよう、前述した酸性度の高い果汁入りジュースは避けましょう。
4.乳酸菌飲料
乳酸菌飲料にも「酸」という文字が入っているため、酸性度が高い飲み物であることがうかがえます。
乳酸菌飲料と聞くと、どのような飲み物を思い浮かべるでしょうか。健康に良い甘みのある飲み物やカルピスを思い浮かべる人が多いと思います。しかし、こちらも金属製タンブラーで持ち歩くことは避けるべきです。
5.牛乳
牛乳が好きな人の中には、タンブラーに牛乳を入れて持ち歩きたいという方もいるかもしれません。しかし、牛乳は本来、腐りやすい飲み物なので、タンブラーが保冷性が高い製品だとしても不向きです。
バッグの中で揺られるたびに傷んでいるので、特に夏場は食中毒症状を引き起こす危険性があります。
また、牛乳はタンブラーのフタや底に付着しやすく、そこから菌が繁殖してしまう危険性もあります。さまざまな理由から牛乳もタンブラーに入れることを避けるべきです。
ガラス製タンブラーなら入れられる飲み物の幅が広がる
いかがでしたか。今回紹介したように、酸性の高い飲み物はステンレスなどの金属製タンブラーに不向きです。ガラス製タンブラーならば、入れられる飲み物の種類が多いので、ぜひ検討してみてください。