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キッチンの換気扇、1日中つけておいても故障しない?
キッチンの換気扇は、1日つけっぱなしにしていても基本的に壊れることはありません。それは、以下のような条件で使用したときに限ります。
- 定期的にメンテナンスを行っている
- 正常な状態で設置されている
設置時に不具合があったり、メンテナンスしないまま継続使用していると、寿命が短くなって故障する恐れがあります。キッチンの換気扇の平均寿命は、10~15年程度です。
1日中キッチンの換気扇をつけておくメリット
1日中キッチンの換気扇をつけっぱなしにしておくメリットは、以下のものがあります。
1.ニオイがこもるのを防げる
室内には、いろいろなニオイがこもります。
- 調理時のニオイ
- 衣類やソファなど、衣類に染み付いているニオイ
- 汗や皮脂など、人から漂うニオイ
- ペット臭など
これらのニオイが混ざり合って、独特の室内臭がこもってしまいやすいです。自宅は臭わないと思っているかもしれませんが、他人が部屋に入るとニオイが気になりやすいです。換気扇を常に回しておくことによって、部屋にこもりやすい臭いを除去しやすくなります。
キッチンは食材を扱い、調理を行う場所なので、臭いがこもりやすい傾向があります。そのため、24時間換気扇を使用することでニオイの除去が可能!壁などにニオイ汚れがこびりつくのも防ぎやすくなりますよ。
2.室内にたまった湿気を除去できる
換気扇を回し続けることによって、室内にこもった湿度を除去できるので、カビや結露の発生を抑制しやすくなります。カビは一度発生すると除去するのが大変なにで、室内にたまった湿気を除去できるものを稼働させておくのは非常に有効!
3.室内に侵入した黄砂や花粉、ウイルスの除去効果を得られる
人間が室内を出入りすると、外部から花粉や黄砂を持ち込むことは多々あります。また、冬になるとインフルエンザなどの菌も持ち込む可能性があるので、空気の入れ替えは必須です。
また、室内に漂うホコリやハウスダストの除去効果も持っているので、換気扇はつけっぱなしにしておくほうがよいでしょう。
1日中キッチンの換気扇をつけておくデメリット
キッチンの換気扇を1日つけっぱなしにしておくデメリットは、以下のものがあります。
1.定期的にメンテナンスを行わねばならない
換気扇は、使う度に汚れが蓄積していくため、つけっぱなしにする場合は定期的にメンテナンスしなければなりません。汚れが蓄積して頑固汚れになってしまうと、除去に時間と手間がかかります。故障の原因にもつながるので、お手入れはこまめに行いましょう。
2.電気代がかかる
換気扇をつけっぱなしにすると、電気代がかかります。平均23~35円ほど、1日換気扇をつけっぱなしにするとかかるので、1か月つけっぱなしにした場合約690~1,050円ほどかかる計算です。
まとめ
キッチンの換気扇を24時間つけっぱなしにすると、メリットとデメリット双方が発生します。内容を見比べて、自宅の様子などを考慮して換気扇をどう使うべきかを見極めましょう。