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相手のためにしていること、もしかしてありがた迷惑かも!
相手のことを思ってしているちょっとしたおせっかい、もしかすると相手にとってはありがた迷惑かもしれません。ありがた迷惑になってしまう行動を把握し、相手に負担をかけないよう配慮しましょう。
『ありがた迷惑』になっている4つのNG行為
ありがた迷惑になってしまう可能性がある行動は、以下のものがあります。
1.求めていないアドバイスをしてくる
仕事やプライベートで、なんらかのトラブルや悩みを抱えることは誰にでもあることです。悩みや愚痴は、ただ聞いてほしいだけのときも多々あります。ただ聞くだけでいい場面にもかかわらず、すぐに相手にアドバイスしたがるのはありがた迷惑行為です。
- 自分の身に起きたことをすぐに引き合いに出し、求めてないアドバイスをする
- なにも言っていないのに「こうすればいいんじゃない」「私だったらそうしないのに」と口を挟む
アドバイスは、求められたときにすべきことといえます。
2.先手先手を打って行動し、相手の行動が無駄になってしまう行動を取る
人は、失敗しながら成長します。失敗による精神的ダメージを乗り越えることも、必須の経験です。その経験は決して楽なものではありませんが、乗り越えた先には必ず得るものがあります。その芽を摘んでしまう行動は、ありがた迷惑です。
- 失敗しそうなところを、事前に教える
- 相談される前に口を出す
- 一番難しく、時間がかかる場所を事前に終わらせてしまう
乗り越えなければならない山を事前に処理してしまうのは、相手の成長を妨げる結果につながります。
3.プライベートに首を突っ込んでくる
なにかにつけてプライベートなことに首を突っ込んできて、やらなくていいことや言わなくていいことをいうのはNG。
- いきなり恋人の有無を聞き、いない場合は勝手に縁談を持ってくる
- 特に好きではない異性と、二人きりにさせて引っ付けようとする
- 休日勝手に予定を組んで、強制参加させる
プライベートに首を突っ込むことそのものが、すでによくありません。
4.決めつけて発言する
なにかにつけて相手のことを決めつけて、決定権を奪うのはありがた迷惑です。
- 「これが好きでしょ」と飲食店で勝手に相手のメニューを決める
- 「こういうのが好きだよね」と、相手に確認せず洋服を選んで押し付ける
- 行きたい場所ややりたいことを勝手に決めて、嬉しそうにしていると思い込む
相手がなかなか自分のことを決められないタイプであっても、相手のことを思うなら待つべきです。
ありがた迷惑な行動への対処方法
ありがた迷惑な行動に対しては、以下のような対処方法を実践してみてください。
- 自分で決めたい旨を、相手に伝える
- 自分でできることは、やんわり断る
- 一旦相手のやさしさは受け取る
- 相手が期待しているような、オーバーリアクションは控える
- 個人情報を流さない
相手は悪気があって行動しているわけではないことが多いため、相手が自分の気持ちを察してくれるよう待つのではなく、自分から行動しましょう。
まとめ
ありがた迷惑な行動は、誰でもしてしまうことがあります。相手を困らせないためにも、すべきではない行動を知っておきましょう。