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30代夫婦ら、リースのフェラーリで因縁をつけ個人情報を盗む 詐欺容疑で逮捕
東京都江東区に住む30代の夫婦と知人の男性が、高級車を利用した巧妙な手口で個人情報を盗み取り、クレジットカード詐欺を行っていたことが明らかになりました。警視庁犯罪収益対策課は9月4日までに、詐欺などの疑いで3人を逮捕しました。
逮捕されたのは、職業不詳の斎藤貴聡容疑者(32)と妻の智華容疑者(33)、そして夫婦の知人で神奈川県横浜市の派遣社員・野村祐貴容疑者(30)です。
警察の調べによると、3人組の手口は非常に巧妙でした。彼らはフェラーリやランボルギーニなどの高級車をリースし、高速道路でトラックを物色します。そして、パーキングエリアで運転手に近づき、「飛び石で高級車が傷ついた」などと因縁をつけます。さらに信憑性を高めるため、物損事故として110番通報し、警察官を呼びます。警察官が立ち去った後、連絡先交換を装って運転免許証を撮影し、その情報を使ってオンラインで被害者名義のクレジットカードを作成していたのです。
この手口により、3人組は9人分34枚のカードを不正に作成し、約4000万円を不正利用したとされています。犯行は1都10県に及び、家電や衣類の購入のほか、高級車のリース料やタワーマンションの家賃にも充てていたと見られています。
逮捕後、斎藤容疑者は黙秘、智華容疑者は「まったく身に覚えがありません」と否認しています。一方、野村容疑者は「間違いありません」と犯行を認めているとのことです。
警察は、この事件を受けて、むやみに顔写真や住所の入った身分証明書の撮影に応じないよう注意を呼びかけています。
この話題に寄せられたネットの声
「なんで犯行がバレないと思っているのか不思議でならない」
「本当に悪党」
「顔つきからして、また何かやりそうな感じがする」
「1手先しか想像できない頭なんだろうな」
「免許証の写真持ってりゃカードが作れるってのも怖いよ」
「なぜ捕まるってわからないのかが疑問」
この話題には数多くの批判的なコメントが寄せられていました。
もし不審な事件に巻き込まれてしまった場合は、まず警察に相談するようにしましょう。