目次
悪いことをしていないのに自分を責めてしまう理由
特に悪いことをしていないのに、関与していないはずの自分を責める気持ちを持ってしまうと、心が落ち込みやすくなりますよね。自分を責めてしまう理由は、以下のものがあります。
- ネガティブ思考
- 自分自身を否定する気持ちを持っている
- 育った環境が関与している
- いじめなどの苦くて理不尽なトラウマがあるなど
自分が悪いと過度に責めてしまうのには、なにかしらの理由があることが大半です。
『自分が悪いんだ』と思ってしまう人の特徴4選
自分が悪いと思い込んでしまう人の特徴は、以下のものがあります。
1.周囲の人は、みんな敵だと思っている
自分の周囲の人は、環境が変わってもみんな敵だと思っている人は、なにかあると自分を過剰なまでに責めることがあります。
- みんなが自分を責めている気がしてならない
- 周囲の人は、自分に対して最低限の評価しかしない
- ひそひそ話をしていると、自分の悪口を言っている気がしてならない
なんらかのトラウマや被害妄想が働き、上記のような気持になってしまい、苦しい思いでその場にとどまっている人もいます。
2.感情のコントロールが不得意
自分で自分の感情をうまくコントロールできな人も、自分が悪いと思い込みやすいです。
- すぐに怒って周囲の人に当たってしまい、自己嫌悪に陥る
- 感情が高ぶると泣いてしまい、周囲の人に迷惑をかける
- すぐに落ち込んでしまい、作業効率が落ちて周囲の人に助けてもらうなど
自分の感情のコントロールが上手くいかないことを自覚している人は、非常につらい思いをしている可能性があります。
3.思い込みが激しい
思い込みがが激しい人も、自分をすぐに責めます。
- 自分は全く関与していないもめごとでも、自分の態度や存在を否定して自分が悪いと思い込む
- 指示や指摘を非難や叱責と捉え、自分だけが責められているような気持になりやすい
- 声をかけられただけで怒られるような気がしてならないなど
思い込みが激しいと、心のコントロールが難しいため、感情がかき乱されている本人もきつい思いをしてしまいます。
4.主観で決めつけがち
主観でなんでも決める人は、自分が悪いと思い込むことが多いです。
- 人の話を聞かないので、ちょっと指摘されただけで「自分が悪い」と思い込んですねる
- アドバイスを非難と捉え、自分の実際にはない不出来な部分を過剰に責めるなど
主観でしか物事を見ていないと、どうしても視野が狭くなりがちです。狭まった視野でしか物事を見ていないと、考え方が偏り気味になって自分を責めやすくなる人もいます。
自分を責めることに対する解決策
自分を責めることに対する解決策は、以下の通りです。
- 信頼できる人に話を聞いてもらって、相手の意見を求める…恋人や家族など
- 自分が過剰なまでに自分を責めていることを、正しく把握する
- 相手の話をしっかりと聞き、なにを話していてどういう展開になっているのかをとらえる
- 感情をコントロールする術を身につける
自分を過剰に責めると、周囲の人も戸惑ってしまいます。そのため、自分を責める癖を自分が持っていることを自覚して、考え方を改めるなどの工夫をするのがよいでしょう。
まとめ
自分が悪いと思い込んでしまうと、精神的にきつい思いをしてしまいます。それを避けるためにも、自分がどういった思考になりやすいのかをしっかりと把握しておきましょう。