目次
見せる収納アイディア5選
見栄えの良い収納をするための5つの収納アイディアをご紹介します。
棚選び
棚はその部屋に住んでいる人のセンスや表現方法が見えるものです。部屋全体のイメージが崩れることもあるので棚選びは重要です。ではどうやって失敗しない棚選びをするのか?部屋のカラーや家具に合わせて棚を選ぶ必要があります。
家具の統一性
部屋にある家具や収納棚は同じ素材、同じ色の物を選ぶようにしましょう。ポイントはシンプルなデザインに明るい色の家具や収納棚を揃えることです。
できれば収納するアイテムを購入する時も家具や収納棚のデザインに合わせて選んでください。住人がどんなイメージやデザインを好きなのか?あらかじめテーマを決めた上で棚や家具、アイテムを揃えれば全体に統一感が生まれて見栄えの良い部屋になります。
バランスは下から上
見栄え良く整理するには見た目のバランスが大事です。3段に分かれた棚があるとします。大きくて重量感の物は下の段に、中央の段は下の段よりも小さい物、上の段は細かい物、と順番に置くとバランスよく見えるでしょう。
また全ての段をぎちぎちに埋めると圧迫感が出てしまいます。下の段は物で埋めて、上の段はあまり物を置きすぎないようにしてください。そうするとキレイな三角形のようなバランスになります。
飾るスポット
収納スペースにオブジェを置いてインテリアのように見せるのも見栄えの良い収納にするコツです。余った収納スペースがあれば雑貨などを置いてインテリアの1つとして部屋をおしゃれに見せることができます。
余ったスペースやオブジェを持ち合わせていないときは収納している物を利用してインテリアスポットを作れます。CDや本を収納しているのであれば、お気に入りの作品をあえて正面を向けて飾ってみてください。ちょっとした演出効果がになるでしょう。
すきま収納
収納スペースのあちらこちらにある「隙間」、埋めることができれば部屋をもっとすっきりと見せることができるのにと悩みますよね。そんな時は収納アイテムを活用して賢く隙間を埋めましょう。
例えば使う機会の多いペンや定規などの文房具類は棚の中に収納するよりもすぐに手の届く場所にあったほうが便利です。収納スペースの隙間に置けば無駄なスペースを埋めることもできるし利便性にも優れています。棚の隙間や本棚の開いたスペースなどはブックスタンドや同じ素材や色のトレイなどをはさめばピッタリ埋めることができるでしょう。
棚を使って見せる収納方法
見せる収納棚を使った収納方法をご紹介します。
始めに決めるのは棚の位置です。椅子に座った時と立っている時、自分がどう見えるかを基準にしましょう。あまり高すぎても低すぎても扱いづらいですよね。
収納する時は下の段は重くて大きなものに、上の段にかけて軽くて小さいものにしていきましょう。そうすることで見栄えも良くなりますし、もしもの時に備えることができます。地震などで棚から物が落ちそうになった時に重い物や大きな物が上から落ちたら危険です。下の段から上の段にかけて軽い物を置いていくようにしましょう。
また上の段はあまり物を詰め込み過ぎないようにしましょう。高い場所にある収納スペースが細かい物でぎゅうぎゅうになっていると部屋に圧迫感が生まれてしまうからです。
圧迫感を生まない方法は物を置きすぎないことの他に色の濃淡があります。下の段は黒系で濃い色、上の段にかけて明るく薄い色にすれば見た目のバランスが良くなります。
見せる収納と見せない収納の分け方
これまでは見せる収納の方法を紹介してきましたが、収納するアイテムによっては見せない方が部屋の見栄えが良くなることもあります。アイテムによって収納の方法を分けるために、見せる収納と見せない収納の特徴を紹介します。
見せる収納
見せる収納にするアイテムは大きさや形に統一感がある物を選ぶとよいでしょう。書籍やCDのようなディスク、ファイルなどです。見せる収納は部屋のインテリアのようになるのでごちゃごちゃとした印象を作らないほうが良いからです。また見せる収納のメリットはすぐに物が取り出しやすいという点もあります。日常的に使うものやいざという時に大事な物を手の届く範囲に置いておくと大変便利です。
見せない収納
見せないほうが良いアイテムは隠して収納する方がよいでしょう。手紙や請求書などの郵便物、延長コードや工具類などの整理整頓しずらいものは、部屋の内観をごちゃごちゃした印象にしてしまうため収納ボックスなどに入れて見せずに収納してください。
ボックスは収納棚や家具に合わせた質感や色を選ぶのがベターです。置く場所は階段の下や棚の一番奥、または一番下の目立たない場所が良いでしょう。
見せる収納のおすすめ本
見せる収納のアイディアや方法が記載された本を参考にするのも良いでしょう。今回は3つの収納本を紹介します。
ひよりごとの見せる収納/しまう収納
シンプルな収納方法、掃除のしやすい配列などを意識した見せる収納のアイディアが詰まっています。生活感のある収納の仕方というよりも、おしゃれな収納法を学びたいにおすすめしたい一冊です。
見た目だけではなく利便性も良い配置が参考になるでしょう。雑多に物を置かない方法が紹介されているので掃除もしやすく、クリーナーの説明まで記載されています。収納棚はほこりが溜まりやすいので嬉しいポイントですね。面倒くさがりの人は良いヒントが得られるかもしれません。
見せる収納 片付けない収納
「インテリアや雑貨がありすぎて収納の仕方がわからない!」という人にぜひ読んでほしい1冊です。この本はおしゃれなインテリア収納のノウハウを知ることができます。収納というよりもむしろインテリアの見せ方を極めたい方にはおすすめでしょう。利便性やシンプルさよりもオリジナリティが追及されています。
PotteryBarn見せる収納、しまう収納
一軒家や広い部屋に住んでいる人も収納に困ることが多いですよね?この本は部屋が広すぎて収納の仕方に難しさを感じている人におすすめします。インテリア洋書ですが丁寧な和訳がされているので大変読みやすいと好評です。収納テクニックを200枚以上の写真で紹介しているので欧風インテリアをに参考にすることができるでしょう。
細かい収納法やアイディアもヒントになりますが、見ているだけでワクワクするようなインテリアが揃っているので観賞用として持っておいても良いかもしれませんね。
まとめ
以上が見せる収納のアイディア集や棚の選び方、おすすめ本の紹介でした。ご参考にしていただけたでしょうか?見せる収納はインテリア感が強いので「テクニックやセンスが必要かな?」と尻込みする人もいるかもしれません。常に見せている状態なのでお手入れも必要ですし収納する物選びに悩んでしまいます。しかし収納の法則を抑えて、統一感を出すだけで誰でも簡単に見栄えの良い収納が可能です。
これらのコツは見せない収納をする時にも使えるテクニックなので見せる見せない、どちらの収納を重視する人もぜひ参考にしてくださいね。