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近年威力を増している台風…どんな対策をすべき?
近年、日本に接近する台風は大きくて強い勢力を持っているものが増えてきました。そのため、毎年全国各地で台風による被害報告がニュースで報道されています。台風シーズンを迎える前に、台風が来る前にやっておくべき対策を把握しておきましょう。
台風が来る前にやっておくべき『6つの対策』
台風が来る前にやっておくべき対策は、以下のものがあります。
1.非常食の確保
非常食は、3日分用意するのが理想です。
- 火を使わず食べられるパウチ食品やお菓子、パンなど
- 一人当たり1日3Lの水
非常食は、基本的に火を使わない長期間保存できるものをそろえておきましょう。ガスが止まった場合、カセットコンロがあればある程度の調理が可能です。水を多めに持っておけば、ガスコンロを使ってお米を炊くこともできます。
2.モバイルバッテリーの充電や懐中電灯の電池交換
台風情報を取得するためには、ネットにアクセスできる媒体を持っておかねばなりません。電気が止まっても情報を入手するためには、スマホやタブレット端末の充電が不可欠!停電時スマホの充電を持たせるためにも、モバイルバッテリーの充電も満タンにしておくと安心です。
また、電気がストップするということは、夜間足元が暗くなってしまうため懐中電灯を持っておくと非常に便利です。懐中電灯の充電、または電池交換を行っておきましょう。
3.雨戸を閉める
台風は雨風が尋常ではないため、普段飛ばないようなものも飛んできます。凶器になりえるものも飛んでくるので、それが窓ガラスに当たってしまうと窓が割れて風雨が屋内に入り込んでしまうので要注意!
台風の進路予想や最接近の日時がわかったら、事前に雨戸を閉めるなどの対策を取り、窓ガラスが割れないようにしましょう。
4.避難経路の確認・緊急時の行動確認
台風がくると水害や家屋の倒壊、河川の氾濫や橋の倒壊や落石など、さまざまなことが起きます。身を守るためにも、避難経路の確認と家族それぞれの緊急時の行動確認は事前にすり合わせを行っておきましょう。
5.車にカバーをかぶせ、自転車は家の中に入れる
前述通り、台風が来たらなにが飛んでくるかわかりません。大きなものが飛んでくるということは、小石などは簡単に舞い上がってしまうことが容易に想像できます。舞い上がった小石などで大切な車に傷をつけないためにも、車専用カバーを台風の接近前にかぶせておきましょう。
また、ちょっとした風で倒れてしまう自転車は、台風で倒れてしまうのが容易に想像できます。自転車の破損などを避けるためにも、自転車は家の中に運び込んでおくようにすべきです。
6.飛んでいく可能性があるものは、家の中に入れる
屋外に置いている飛んでいく可能性があるものは、以下のものがあります。
- 切って放置している枝
- 摘み取って放置している雑草
- 子どもの外用おもちゃ
- 園芸用品
- 屋外飼育しているペット(主に犬)
車も横転する強風です。上記のものは飛んでいく可能性が十分なります。犬小屋があっても、犬が飛ばされることがあり、生命の危機に瀕してしまう可能性が十分にあるので屋内に避難させてあげましょう。
それぞれの対策に期待できる効果
上記の対策に対して期待できる効果は、以下の通りです。
- 食料の備蓄…ライフライン復旧までの最低限度の生活の維持
- モバイルバッテリーの充電や懐中電灯の電池交換…電気復旧までの繋ぎ
- 雨戸を閉める・車のカバー設置・自転車を含む飛んでいくものを屋内に収容…近隣住民に迷惑をかけない
- 避難経路の確認…緊急時に慌てない
台風を甘く見ていると、思いもよらないことが起きる可能性があります。台風接近のニュースを見たら、早め早めの対策を練っとくことをおすすめします。
まとめ
昨今の台風は、勢力を増しています。そのため、十分な対策を練っておかねばなりません。