お刺身が腐っている時のサイン6選…絶対に口にすべきではない特徴とは?

さんまの刺身

お刺身は、生ものなのであっという間に劣化してしまいます。どのような状態になったら劣化が進んでいるのかを、把握しておきましょう。劣化したお刺身からは、複数の劣化サインが出ている可能性があります。お刺身の正しい保存方法も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

お刺身の賞味期限の目安

生の状態でお魚を堪能する、お刺身。ちょっとリッチな夕食に一品ですが、生ものなので日持ちしないのが特徴です。

  • 生の状態のお刺身の消費期限…1~3日程度
  • 冷凍したときのお刺身の賞味期限…2週間ほど

冷凍すると、どうしても風味が落ちてしまうので、お刺身としてではなく汁物の具として使うなどの方法で食べるのがおすすめです。

お刺身が腐っている時のサイン6選

冷蔵庫に入れていたとしても、保存状況が適切ではないとお刺身はあっという間に傷んでしまいます。傷んだお刺身を食べると食中毒になる可能性が非常に高いので、劣化して食べられない状態になっているお刺身の特徴を知っておきましょう。

1.変色している

お刺身は、劣化すると目に見えて変色します。

  • 表面に白っぽい膜ができる
  • 徐々に黒ずんでいく

変色がみられる場合は、すでに劣化が進んでいます。火を通しても、食べることはできません。

2.触感に異常を感じる

お刺身に触れたとき、違和感を感じるときは、劣化していることが多いです。

  • 表面がヌルヌルしている
  • お刺身をつかんでいた箸または指をお刺身から離したら、お刺身との間にとろみのある糸ができる

表面のぬるつきを落とせば、通常通りのお刺身として食べられるわけではありません。当然、火を通しても食べられる状態ではないので、潔く破棄しましょう。

3.ニオイが変わっている

お刺身から、本来しないようなニオイが漂っているときは、劣化が進んでいる可能性が高いです。

  • 強い生臭さを感じる
  • 鼻をツンと突くような刺激臭がする
  • 酸味があるニオイに変化しているなど

お刺身に特に味付けなどを行っていないにもかかわらず、お刺身本体からこのようなニオイがしているときは、腐敗が進んでいます。

4.大量のドリップが出ている

最初お刺身を購入したときにはあまり出ていなかったはずのドリップが、パックやお皿いっぱいに出てしまっているとき、腐敗が進んでいます。ドリップはさらさらした液体であり、お刺身本体の見た目に変化がないからと、軽視してしまうと食中毒になってしまうかもしれません。

5.角が丸くなっている

新鮮なお刺身は、切ったあと四隅にちゃんとした角が立っています。しかし時間経過とともに身から張りがなくなり始め、角がだんだん丸くなっていきます。角が丸くなってしまっているお刺身は、時間が経過しているものなので食べるべきではありません。

6.口に入れたときに違和感を感じる

外見などでは異常がなかったためお刺身を口に入れてみると、お刺身がとろけるような食感になっていることがあります。テレビなどでお寿司やお刺身を食べた瞬間、キャスターなどが「とろける」と表現していることがありますが、あれはお刺身に脂がのっているためです。

スーパーで購入した赤身は、特別脂がのっているわけではないことが大半です。そのため、脂がのっていないにも関わらずとろるような食感になっているお刺身は腐敗が進んでいます。

お刺身の正しい保存方法

白い皿の上のマグロの刺身

お刺身の正しい保存方法は、以下の通りです。

  • 冷蔵の場合…お刺身の表面をキッチンペーパーで拭き、余分な水分を拭き取ってラップでくるんで入れて冷蔵庫のチルド室で保存
  • 冷凍の場合…お刺身の表面をキッチンペーパーで拭き、キッチンペーパーでくるんでジップロックに入れて冷凍保存

常温保存では、ほとんど持ちません。冷蔵か冷凍で保存し、美味しい状態をキープして劣化する前に食べきりましょう。

まとめ

お刺身はすぐに傷むため、劣化サインを見逃さないようにしましょう。冷蔵と冷凍、双方の正しい保存方法を把握し、劣化する前にお刺身を食べきりましょう。

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