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スマホの捨て方には要注意!個人情報流出の危険も
スマホを捨てるとき、スマホの中に入っている個人情報の扱い方に不安を覚えることはありませんか。何も対策せずにスマホを手放してしまうと、個人情報が流出し、悪用されてしまう危険性があります。
スマホの中には個人情報が含まれる写真や動画、住所氏名、電話番号、SNSのアカウント、クレジットカード情報など、さまざまな重要個人情報が入っています。
これらが流出し、悪用されたらと思うと非常に怖いですよね。スマホを捨てる際は必ず個人情報の取り扱いに気をつけ、しっかり対策した上で手放しましょう。
スマホを捨てるとき絶対にやってはいけない5つのタブー
スマホを捨てるとき、どのような注意点があるのでしょうか。スマホを捨てるときに絶対やってはいけないタブー行為を紹介します。
1.中に入っているデータを完全に消去しない
スマホの中には多くの個人情報が含まれています。自分のものはもちろん、自分の身近な人の個人情報も含まれているため、データを完全に消去せずに手放すのは危険です。
中に入っているデータを完全に消去してから捨てるようにしてください。その際、事前にバックアップを取っておくと安心です。不安な場合は、信頼できる専門業者に依頼して削除してもらうと良いでしょう。
2.初期化せずに手放す
中に入っているデータを消去するだけでは、再び復元されてしまう恐れがあるので注意してください。
データを消去するだけでなく、スマホ自体を初期化することで、工場出荷時の状態へと元に戻すことができ、スマホだけではデータを復元することができなくなります。そのため、個人情報が流出したり悪用されたりするリスクが下がります。
3.データのバックアップを取り忘れる
スマホデータのバックアップを取り忘れてしまうと、いざ新しい機種に移行した際にデータが全て失われて悲しい思いをすることに…。
1つ1つアプリを入れ直して、IDやパスワードで復元することも可能ですが、中には写真や動画など、バックアップを取っておかなければ復元できないものもあるので気をつけましょう。
また、バックアップはスマホを初期化してしまうと取れなくなるので、必ず初期化前にバックアップを取るようにしてください。
4.SIMカードやSDカードを抜き忘れる
スマホにはユーザー情報が記録されているSIMカードやSDカードが入っています。データを初期化したり完全消去したりしても、このカードが残っていると、抜き取られて悪用されてしまう恐れがあるので注意してください。
必ずスマホのどこにカードが差し込まれているか確認し、手放す前に取り出しましょう。わからない場合は、スマホ販売店や家電量販店のスタッフさんなどに尋ねてみると教えてもらえます。
5.iCloudやGoogleからサインアウト・アカウント削除しない
バックアップを取ると、データはiCloud上やGoogleアカウントに残ります。そのため、スマホをiCloudからサインアウト、またはやGoogleアカウントの削除をしなければ、バックアップから復元されてしまう恐れも。
必ず手放すスマホはiCloudやGoogleアカウントと切り離し、新しいスマホで再びサインインするようにしてください。
個人情報を守るために…正しいスマホの手放し方
スマホを捨てる際は、正しい手順で個人情報をスマホから消去し、流出しないよう対策することが重要です。
- スマホのデータをバックアップしたりID・パスワードを手元に書き留めておく
- iCloudからサインアウトする/Googleアカウントを削除する
- 「工場出荷時データへリセット」または「データの暗号化」でデータを完全消去する
- スマホを初期化する
- SIMカードやSDカードを本体から抜く
ここまで対策してから、廃棄処分に出したりリサイクルに出したりしましょう。綺麗に使っていたスマホならば、買取ショップで買い取ってもらったり、下取りしてもらうことも可能です。
スマホはデータを完全消去した状態でリサイクルや処分へ
いかがでしたか。スマホはデータを消去せずに手放してしまうと、個人情報が流出し悪用される危険性があります。必ずスマホに入っているデータは完全に削除して、リサイクルや処分、買取などに出しましょう。