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子どもが学校に行きたがらない原因とは
子どもが学校に行きたがらないとなると、親としては心配ですよね。子どもが学校に行き渋る理由は、以下のものがあります。
- 学校での人間関係に問題がある…友達との喧嘩・いじめの有無など
- 学校の勉強についていけていない
- 学校給食に対する拒否…嫌いなものを無理やり食べさせられた・居残りで食べさせられているなど
- 担任との不仲
- クラブ活動や委員会活動への抵抗
- 体調不良など
子どもが学校に行きたがらない原因は、多種多様です。
子どもが学校に行きたがらない時、親がすべきではない『4つのタブー』
子どもが学校に行きたがらないときにすべきではない親の行動は、以下のものがあります。
1.無理やり学校に行かせる
学校に行きたがらない子どもに対して、とにかく学校にだけは行かせるような行動を取るのはNG。
- 学校で必要なものと子どもを、家の外に放り出して家を施錠し、入れなくする
- 子どもを学校や教室まで無理やり引っ張っていって、置いて帰るなど
自分のことよりも世間体が大事なのかと子どもが感じ取ってしまい、親に対する信頼や信用を失います。
2.なんで学校に行きたくないのか、根掘り葉掘り聞く
学校に行きたくない理由は、親であれば一番気になる部分です。だからといって、原因がなんなのかを根掘り葉掘り聞くのはよくありません。
- クラスに原因があるのかを聞く…交友関係やクラスでの立ち位置などを、事細かに聞きたがる
- いじめられていると思い込んで、話を進めてしまう…いじめている側で、なんらかの原因で学校に行きたくないケースもある
- 親には言いたくない、言いにくい理由がある可能性…失恋・交際相手との破局、裏切りなど
子どもが話すのを待つことを基本に、子どもに寄り添いながら様子を見ましょう。
3.学力のことを子ども自身に伝える
学校で学ぶ勉強は、年々難しくなっていきます。それは親も把握しており、誰もが浴びる洗礼です。とはいっても、学校の授業が分からないという事実に対して、子どもが抱く気持ちやかかるストレスは異なります。
- 今学校に行かなくなったら、授業に追い付けなる
- 受験はどうするの?
- ほかの子に置いて行かれていいの?
- 学力は捨てるのね
- 将来どうするつもりなど
学力はたしかに大切ですが、子どもを追い詰めるような上記のような言い方はすべきではありません。ただでさえ勉強に対してストレスを抱えているのに、追い打ちをかけることで勉強への嫌悪感を持つきっかけになります。
4.楽観視した発言をする
学校に行かない子に対して、楽観的な言葉をかけて子どもの心が救われたといった趣旨のドラマなどがありますが、すべて鵜呑みにして楽観的なことだけを言うのはNG。子どもは「自分に対して関心がないんだ」と思い込んでしまいます。
子どもが学校に行きたがらないときの理想の対処方法
子どもが学校に行きたがらないときの対処方法は、以下のものがあります。
- 子どもとの話し合いの場を設ける…問い詰めないよう注意!
- 無理やり学校には行かせない
- 家にいるなら家のことをやらせる
- 無理に子どもにすり寄らない
子どもが学校に行かないからといって、親が態度を急激に変化させるのはよくありません。目に見えた変化を出し続けてしまうと、子どもにストレスがかかったり、こうすれば休めるというずる休み癖がついてしまいます。
まとめ
子どもが学校に行きたがらないときは、無理に学校にいかせたり事情を掘り返すようなことをすべきではありません。子どものタイミングで話すのを待ってあげましょう。