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梅雨の季節に欠かせない『傘』は持ち方に要注意!
6月は日本全国で梅雨の時期を迎えます。雨の日には傘は欠かせないマストアイテムなので、傘を持ち歩く日も増えますよね。
また、日差しの強い時期には日傘を持ち歩く人も男女問わず多く、毎年5月〜9月頃までは傘を持ち歩く人が急増する傾向にあります。
傘を持ち歩く人が多いからこそ、周りに迷惑をかけないよう1人1人が配慮しなければなりません。危険な持ち方をしていると、周囲の人に怪我を負わせてしまう恐れもあるので注意してください。
事故に発展することも…超危険な『傘の持ち方』5選
誤った傘の持ち方は周囲の人に迷惑をかけてしまうことも。また、危険な傘の持ち方によって事故が起きた事例もあるので要注意です。
1.胴体を掴んで横倒しにする「横持ち」
男性によく見られる傘の持ち方に「横持ち」があります。横持ちとは、傘の胴体部分を掴み、傘を横倒しにした状態で持ち運ぶ方法です。
先端が地面と水平の状態で後ろに向いているため、後ろを歩く人に刺さったり、過去には子どもの目に突き刺さってしまい大怪我を負ったという事故もありました。
子どもの顔の高さにちょうど傘の先端が当たってしまうので、傘の横持ちは絶対にやめてください。
2.傘を上げ下げしながら開く、閉じる
傘を開くとき、傘を上げながら開く人がいますが、これは周囲の人に傘がぶつかってしまったり、前が見えずに転倒するリスクを高めてしまうので危険です。
同時に傘を下げながら閉じる行為も足元が見えなくなったり、階段では前方の人を背中から押してしまう恐れもあるので非常に危険な差し方です。
3.先端を上に向ける
大人で傘の先端を上に向けて歩く人はいないと思いますが、子どもによってはふざけて先端を上に向けて遊んでしまう子もいるので、親御さんが注意してください。
先端を上に向けた際、周囲に人が多くいると顔にぶつかったり迷惑をかけたりする恐れがあります。マナーの観点でも白い目で見られる行為なので、大人はもちろん、お子様には日頃からやってはいけないこととして大人が教えてあげましょう。
4.腕に柄の部分をかけて揺らしながら運ぶ
傘を差していないとき、腕に柄の部分をかけてブラブラと前後に揺らしながら歩いている人をよく見かけます。しかし、この持ち運び方は、周囲の人に当たってしまうため非常に迷惑です。
また、後ろに小さな子どもや散歩中の犬がいた場合、顔面にぶつかってしまうリスクもあります。怪我をさせてしまう危険性がある以上、この持ち運び方はやめるべきでしょう。
5.フードやリュックに掛けて運ぶ
時々、手に持つことが億劫なのかフードやリュックに掛けて持ち運ぶ人を見かけます。しかし、こちらも傘の先端が後ろに向いていて非常に危ないので絶対にやめてください。
フードやリュックに掛けて持ち運んでいると、身長差によっては子どもだけでなく女性にも危険が及ぶ恐れがあります。多くの人を危険な目に遭わせてしまうので、必ず手に持って持ち運びましょう。
正しい傘の持ち方を確認!マナーを守った使い方
傘を持つとき、あるいは傘を差したり閉じたりするときは、以下の正しい使い方を実践してください。
- 柄の部分を持ち前後左右に揺らさないように持ち運ぶ
- 開くときは斜め下に先端を向けてそっと開く
- 閉じるときは上で少しすぼめてからゆっくり斜め下へと下ろす
- 水滴を取るときは振るのではなく地面をトントンと突くように落とす
- 使っていないときはバンドで傘を巻いて幅を取らないように配慮する
当たり前のことのように思えますが、使い慣れているからこそ、実はきちんと正しい使い方ができていない人も多くいます。ご自身はもちろん、ご家族や友人とも共有してくださいね。
あらためて傘の正しい持ち方・使い方を確認しよう
いかがでしたか。傘は普段から使い慣れているからこそ、あまり意識しないという人も多いと思います。この記事をきっかけに、あらためて傘の正しい持ち方や使い方を見直してみましょう。