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きれいにかけたパーマがすぐに取れてしまうことがある
美容院でパーマをかけると、見た目が非常に美しく仕上がり、心が躍るものです。しかし、気をつけていても、パーマが突然取れてしまい、緩くなってしまうことがあります。
プロの技術によるパーマは美容院でのみ施され、施術料金も決して安くはありません。ですから、一度施術を受けた後は、できるだけ長くパーマを保ちたいものです。パーマが取れやすくなる行動を理解し、長持ちさせる方法を身につけましょう。
パーマが取れてしまうNG行為5つ!
パーマの持続を保つためには、日々のケアや行動が非常に重要です。意識せずとも、日常のさりげない習慣や行動がパーマを早期に落ちる原因となってしまうことがあります。自分の行っている取れやすくなる行動を見直しましょう。
1.パーマがかかりにくい髪質
生まれつきパーマがかかりにくい髪質の人は、以下の特徴があります。
- 直毛:髪の毛が元のまっすぐな形状に戻ろうとする力が非常に強い
- 細毛(軟毛・猫っ毛):パーマが髪に留まりにくい
自分の髪質について正確に理解し、パーマの持続性について美容師に相談することも効果的です。
2.ヘナやヘアマニキュアを使用して髪を染めている
髪を染める際に使用する染料の種類によって、パーマのかかりにくさに影響が出ることがあります。
- 一般的なヘアカラー:キューティクルを開き、髪の内部に色を定着させる専用薬剤を使用
- ヘナやヘアマニキュア:髪の表面に色を塗布するため、パーマ液の浸透を妨げる
- パーマを計画している場合は、ヘナやヘアマニキュアの使用は避けましょう。
3. 美容師さんの技術不足
パーマの種類や使用する薬剤は、髪質や髪のダメージの程度によって変わります。そのため、美容師の技術によってパーマの仕上がりや持続性に大きな差が出ることがあります。特に新人やパーマを得意としない美容師が多いサロンでは、パーマをかける際には慎重に選ぶ必要があります。
4.洗浄力が高いシャンプーの使用している
日常的に洗浄力の高いシャンプーを使用していると、パーマが取れやすくなることがあります。特に以下の成分が含まれるシャンプーは注意が必要です。
- 石油系
- 高級アルコール系:ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸アンモニウムなど
これらの成分は洗浄力が強く、パーマの定着を阻害するため、使用を控えましょう。
5.パーマが不完全で髪に負荷がかかるお手入れをしている
パーマが完全にかかっていない場合、通常のヘアケアだけでパーマが取れてしまうことがあります。特に以下の行動は避けるべきです。
- パーマをかけたその日にシャンプーする
- パーマをかけた直後に髪を強く引っ張るなど
これらの行動は、パーマが定着する前に取れやすくなる要因となります。
パーマ後の正しいケア方法
パーマ後のケアは、特に難しいものではありません。
- 施術後の最初の2〜3日間はシャンプーを避け、トリートメントで髪のダメージを修復し保湿を心掛けましょう
- タオルドライは、髪全体を優しく包むようにして行います
- ドライヤーで髪を乾かす際は、頭皮を中心に乾かし、髪の80%が乾いたら使用を停止します
- 短髪の場合はそのままで、長髪の場合はゆるやかなお団子ヘアスタイルで寝ることを推奨します(就寝前にはスタイリング剤を使用しないでください)。
髪を完全に乾燥させないことが、パーマ後の大切なケアの一つです。夜間、スタイリング剤を使用してしまうと、パーマが落ちやすくなるため、使用は避けましょう。
まとめ
パーマがよくかかるかどうかは個人差が大きいため、もし自分の髪質がパーマになじみにくいと感じたら、美容師と相談して最適な方法を選ぶことが重要です。
適切なケアとメンテナンスを行うことで、パーマの持続性を高めることが可能です。日々のケアやスタイリング方法に気を付けることで、パーマを美しく保つための手助けになります。自分に合ったパーマスタイルを見つけ、長く楽しむことを目指しましょう。