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髪を早く乾かす方法として必須のドライヤー
ドライヤーは濡れた髪をサラサラに乾かすだけでなく、スタイリングにも必須です。
最近では、マイナスイオンを利用して髪に優しく作用するドライヤーや、温風と冷風が自動で切り替わる機能付きのモデルも一般的です。このように、様々な高機能ドライヤーが登場しているため、どのモデルを選ぶか迷う人も多いでしょう。
誤った使い方は髪のダメージの原因に!
ドライヤーは高機能で便利ですが、使い方を間違えると、その機能も十分に活かせず、髪を傷める原因にもなります。
髪に熱を直接当てる行為は、本質的に髪をダメージすることにつながります。ヘアアイロンやデジタルパーマと同じく、高熱が髪にダメージを与えるため、ドライヤーは正しい使い方を心がける必要があります。
ドライヤーでやりがちな間違った使い方4つ
ドライヤーの誤った使い方を続けると、髪が次第にダメージを受けます。ここでは、髪に悪影響を与えるドライヤーの使い方をいくつか紹介します。
1. 髪にドライヤーの温風を近距離で当てる
ドライヤーの取扱説明書には、髪から15cm以上離して使用するようにと記載されています。温風を近距離から髪に当てると、強い熱が髪に直接当たり、ダメージを与えることになります。髪を保護するためにも、使用時はドライヤーを髪から15cm〜20cm離して当てるのが適切です。
2. お風呂上がりにすぐドライヤーで髪を乾かす
お風呂から出た直後に、ビショビショの状態でドライヤーを髪に使用していませんか?濡れた髪は多くの水分を含んでおり、この状態でドライヤーを使用しても効率良く乾かすことができません。
結果として、ドライヤーの温風を長時間髪に当て続ける必要があり、これが髪のダメージや乾燥の原因になります。お風呂から上がったら、まずタオルで髪の水分をしっかり吸収し、その後でドライヤーを使用することで、髪への負担を減らすことができます。
3. 髪の同じ部分にのみドライヤーの温風を長時間当てる
髪を乾かす際に、一箇所だけにドライヤーの温風を長時間当てていませんか? このようにすると、その部分の熱がこもり、髪に大きなダメージを与えてしまいます。
特に毛先は乾きにくいため、つい長時間温風を当てがちですが、毛先は非常に傷みやすい部分です。そのため、温風を均等に少しずつ流して当てることをおすすめします。
4. 毛先を温風だけで完全に乾かそうとする
毛先を完全に乾かしたいという気持ちは理解できますが、温風だけで乾かそうとすると、時間がかかりすぎてしまい、毛先が過剰に熱を受けてしまいます。これにより、毛先がダメージを受けやすくなり、乾燥による傷みも進行します。
毛先を温風で部分的に乾かした後、冷風を当てて完全に乾かすようにしましょう。温風と冷風を適切に使い分けることで、髪へのダメージを抑えると共に、キューティクルを保護する効果も得られます。
キューティクルを保護するためのドライヤーの正しい使い方
ドライヤーの誤った使い方を改め、以下のポイントに従って髪を乾かすことで、髪を保護し、キューティクルを健康に保つことができます。
- まずはタオルドライで余分な水分を取り除く
- 洗い流さないトリートメントを髪にしっかりとなじませる
- 乾かす際は、根元から始めて順に毛先へと進む
- 髪は上から下へと方向を定めて乾かす
- 最後に冷風を全体に当てて、髪に艶を与える
髪に負担をかけずに乾かすためには、ドライヤーの風を短時間で効率良く当てることが重要です。そのため、ドライヤーを使う前にはしっかりとタオルドライを行い、余計な水分を取り除きましょう。
また、ドライヤー使用前には、髪を熱から守るために洗い流さないトリートメントを使うことをおすすめします。これにより、熱によるダメージから髪を守るだけでなく、成分によっては髪質を改善する効果も期待できます。
髪を温風で乾かした後、必ず冷風を当てることで、キューティクルを閉じて髪全体に艶を出すことができます。
正しいドライヤーの使い方で美髪を目指そう
今回はドライヤーで行ってはいけないNG行為と、髪を美しく保つための正しい乾かし方を詳しくまとめました。
ドライヤーは非常に便利なツールですが、誤った使い方をすることで髪にダメージを与えてしまうことがあります。そのため、正しい使い方を心掛け、効果的にドライヤーを使用することが大切です。
髪の根元から毛先まで均等に乾かし、最後に冷風を当てることで、髪に艶を与え、キューティクルを保護することができます。美しい髪を保つために、これらのポイントを日々のケアに取り入れましょう。