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ドラム式洗濯機で洋服が縮んでしまう原因とは
ドラム式洗濯機を使った通常のお洗濯では、洋服の縮みを感じることはあまりありません。しかし、ドラム式洗濯機に備わっている乾燥機能を使用すると、洋服が縮んでしまうことがあります。
- 熱風に対しての耐性が低い洋服だった
- 洋服に使用している素材の構造上、縮みやすくなっていたなど
ドラム式洗濯機の乾燥モードは、熱風を使用するため、衣類に対して大きな負荷をかけやすいです。素材によっては、乾燥機を使うことによって致命的なダメージを負ってしまうものもあります。
ドラム式洗濯機で洋服が縮むのを防ぐ、効果的な2つの対策
ドラム式洗濯機で衣類が縮むのを防ぐためには、以下の対策を練りましょう。
1.衣類の素材を確認して洗濯をする
衣類の素材によっては、乾燥機に対応してないものがあります。洗濯タグを見て、乾燥機に対応していない衣類は、乾燥機の使用を避けましょう。また、水洗い不可のものを洗濯機に入れてしまうのもよくありません。縮みや型崩れ、色落ちの原因につながります。
乾燥機不可の洋服は、天気が悪いときは部屋干しで乾かしましょう。エアコンやサーキュレーターなどをうまく使用することで、部屋干しの洗濯物を手早く乾かしやすくなります。
水洗い不可の洋服は、基本的にクリーニングに持って行ってメンテナンスを行う方法がおすすめです。
2.乾燥機能を極力使わない
洗濯乾燥機を使用すると、ふんわり洋服が仕上がります。特にドラム式洗濯機の乾燥機能を使用すると、タオル類は軒並み柔らかく仕上がりますよね。しかし、洋服を乾燥するときには熱風を使用しています。熱に弱い素材だと、熱の影響を受けて洋服がキュンと縮んでしまいかねません。
衣類乾燥に強い洋服であっても、型崩れする可能性は十分あります。洋服をより長く着用したいのであれば、雨の日などの天候不良時以外はできるだけ洋服を外干ししましょう。天候不良のときは、部屋干しで洗濯物を乾かすのがおすすめです。
ドラム洗濯機の乾燥機能に適していない素材
ドラム式洗濯機の乾燥機能に適していない素材は、以下のものがあります。
- 強燃糸を使った洋服…ちりめん・クレープ生地など
- 化学繊維…ナイロン・ポリエステルなど
- 天然素材…綿・麻・ウール・絹など
天然素材と化学繊維は、熱に弱いので縮んでしまいます。強燃糸を使用した洋服も熱に弱く、乾燥機を使って乾かすと型崩れする可能性があるので、避けるべきです。素材に合ったメンテナンス方法を身につけ、お気に入りの衣類をより長く着用しましょう。
まとめ
ドラム式洗濯機の乾燥機能を使用すると、熱風で衣類を乾かすため縮みや型崩れが起きやすくなります。乾燥機能を使う前に、衣類の素材をよく確認して、乾燥OKかをたしかめましょう。