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服を捨てる勇気をなかなか持てない人は多い
毎年、流行は変わり、年齢に応じて似合う服のタイプも変化します。そのため、多くの人が新しいシーズンごとに新しい服を購入します。この頻繁に買い足される服は、やがてクローゼットやタンスを溢れさせてしまうことも。
それに、気に入って購入した服は、「まだサイズが合うし」「つい最近買ったばかりだし」「なんとなく捨てにくい」と感じるため、捨てる勇気が出ない人が多いです。結果、着ない服がクローゼットの中にたくさんあるという状況になりがちです。
服を捨てる勇気が湧く!「もったいない」を克服する考え方
愛着がわいた服を捨てるのは、勇気が必要ですね。でも、収納スペースが足りなくなるほどに服が増え続けると、生活空間も圧迫されます。ここで、もったいないと感じる気持ちを乗り越え、服の断捨離に役立つ考え方をご紹介します。
(1)トレンドは毎年更新される!その服はもう流行遅れ
まず考えたいのは、ファッションの流行の移り変わりです。多くの方が「服を捨てるのはもったいない」と考えますが、流行は毎年更新され、流行に敏感な方々は新しい服を頻繁に購入しています。
もったいなくて捨てられないその服は、すでに時代遅れになっているかもしれません。流行を追いかけるスタイルに合わせられるならまだしも、そうでなければ思い切って断捨離するほうが賢明です。一般に、ファッションの流行は20年周期で繰り返されるため、それまでの間、着る機会が少ないかもしれません。
(2)一年以上着ていない服は、その後着る機会がない
「まだ着れるかも」という期待はありますが、実際には1年以上着ていない服を再び着る機会はほとんどありません。
この事実は、その服が適切なシーズンに活用できなかったり、何かの理由で優先順位が低かったりすることを示しています。所有していても優先順位が上がることはなく、年齢と共に着る機会はさらに減っていきます。
(3)処分がもったいないなら社会貢献に回してみよう
服を単にゴミとして処分することに躊躇する場合、リサイクルを活用する方法もあります。最近では、ショップやショッピングモールに設置された発展途上国への寄付ボックスを利用することができますし、インターネットを通じて服を寄付するとワクチンに変換されるサービスも存在します。
自分がもう着ない服が、他国の人々に役立てば、捨てるのがもったいないという考えも軽減されるでしょう。
(4)着なくなった服をお小遣い稼ぎに回して新しい服を新調する
気に入って購入した服をただ捨てるのは損と感じる方は、着なくなった服をフリマアプリやリサイクルショップで売ることを考えてみてください。
特にフリマアプリの利用が増えており、自分で発送する手間はありますが、設定した価格で売れれば良いお小遣いになります。そうして得た販売収入を新しい服の購入資金に充てれば、もったいないと感じる気持ちも解消されるはずです。
思いきって実践!着なくなった服を断捨離する方法
最後に、着なくなった服を断捨離する方法をご紹介します。服を捨てるのが難しいと感じている方も、以下のポイントに注目して、必要な服とそうでない服を見極めてみましょう。
- 1年以上着ていない服は処分する
- 自分が目指すスタイルを想像し、それに合わない服を選んで捨てる
- 穴が開いていたり汚れがある服は処分する
- 次に購入予定の服やよく着る服との相性を考える
- 売れるかどうか、売りに出す前に悩んでいる服を検討する
これらのステップを踏むことで、服の断捨離をスムーズに行うことができます。特に迷う服がある場合は、フリマアプリでの出品や、友人に意見を聞くなどしてみると良いでしょう。
また、断捨離に踏み切れない場合は、家全体の大掃除を機に、他の不要な物と一緒に断捨離を行うことで、思い切って処分できることもあります。ぜひ試してみてください。
これから着る服と着ない服を見極めて断捨離上手になろう
いかがでしたでしょうか。もったいないと感じることがある服も、よく考えてみると現在の自分には合わないことが多いです。
これからどんな自分になりたいかを想像し、そのビジョンに合った服だけを選び、余分なものは断捨離する勇気を持ちましょう。着ない服、古い服、もうスタイルが合わない服を手放すことで、クローゼットだけでなく心にもスペースが生まれます。
断捨離は単に物を減らす行為ではなく、自分自身をリフレッシュし、新たな始まりを切るためのステップです。今回ご紹介した方法を活用し、服の断捨離を行うことで、毎日の服選びがよりスムーズに、そして楽しくなるはずです。
服を捨てることに罪悪感を感じる必要はありません。不要な衣類を処分することで、新しいスタイルや自己表現の場が広がります。これからの季節に向けて、クローゼットだけでなく、ライフスタイルも整理整頓しましょう。