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迷惑メール、どうして存在するの?
迷惑メールが存在している理由は、詐欺などに誰かをひっかける為です。言葉巧みにお金を振り込ませたり、詐欺のURLにクリックさせようとする文言のメールが多く見られます。知り合いを装ってきたり、買ってもいない宝くじの当選メールなど、明らかにおかしなメールは危険です。
迷惑メールのリンクをクリックすると考えられる2つの悪影響
迷惑メールのリンクをクリックすると、以下のことが起きる可能性があります。
1.詐欺サイトに誘導される
迷惑メールに送付されているURLをクリックすると、本物とよく似たサイトや手の込んだサイトにジャンプします。怪しい雰囲気を感じにくくするよう工夫されているため、特に詐欺への警戒心が薄い老齢の方や未成年の方は注意が必要です。
本物によく似たサイトにアクセスして信じ込んでしまったら、記載されている内容を疑わないまま個人情報を記載してしまう可能性があります。
- メールアドレス
- 名前
- 住所
- 銀行口座の詳細情報など
自宅の住所や本名を知られてしまうのは、非常に危険!中でもお金に直結している銀行口座に関する詳細情報を記入するのは、絶対に避けるべきです。銀行口座の詳細情報を記入してしまうと、不正にお金を抜き取られるなど甚大な被害を被る可能性があります。
パソコンやスマホのメールアドレスのみならず、スマホの電話番号を利用したSMSに届くメッセージ内容にも注意しましょう。
2.パソコンがウイルスに感染したと表示される
迷惑メールに付属しているデータやURLにクリックすると、クリックした瞬間ウイルスに引っかかったといった内容の画面になることがあります。このような画面になると想定していな人が大半なので、危険を感じて冷静さを失ってしまう人が大半です。
「ウイルス除去を行うために、こちらの電話番号に連絡を」「ウイルス除去ソフトの購入はこちら」など、連絡先を記載し、言葉巧みに高額のウイルス除去ソフトを購入させる詐欺の手口です。
迷惑メールを見極めるポイント
迷惑メールが届いたときにチェックしたい見極めポイントは、以下の通りです。
- メールが届いた時間、自分がどこでなにをしていたを思い返す…在宅時間に不在だった旨を知らせるメールの可能性アリ
- 文面をよく読んでみる…不自然な日本語
- いきなりなにかに当選した内容…買ってもいない宝くじには、当選しない
- 給付金交付のお知らせ…市役所など公的機関からのメールかを確認
- URLに不自然な部分がないかを確認…会社名のスペルが違う・変な場所に「.」が入っているなど
- 昔の知り合いと名乗ったり、芸能人に会えるなど、現実的にはほとんど起きないことを書いていないか
URLをクリックしてしまうと画面の精巧さ騙されてしまう確率が上がりますが、URLにクリックする前にチェックしたいポイントはいくつもあります。冷静に文面の内容をチェックし、詐欺かどうかを見極めてください。怪しいメールは、開かずに破棄するのがおすすめです。
まとめ
詐欺メールの内容には、「え?」という違和感を持つ部分が、必ずどこかにあります。内容をよくチェックして、詐欺かどうかを見極めましょう。