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神奈川県立高 許可の経緯踏まえずつけ毛が校則違反としてクラス写真から生徒を除外し話題に
神奈川県立湘南台高校で、つけ毛をしていた女子生徒がクラス写真から除外される出来事があり、話題となっています。
同校では校則で「パーマ、染色、脱色など頭髪に手を加えない」と定められていますが、除外された生徒は前年度、当時の担任教諭からつけ毛を許可されていました。しかし、新年度の担任はこの経緯を踏まえずに、生徒のつけ毛を校則違反と判断し、クラス写真撮影から外すよう指示したとのことです。
生徒は自力でつけ毛を外すことができなかったため、髪を結ぶことを提案しましたが、許可されませんでした。後日、保護者が学校に問い合わせたところ、新担任は情報共有不足を認め謝罪しましたが、生徒本人への謝罪はなく、写真の撮り直しも行われていないそうです。
他の生徒からは「日頃から厳しい身だしなみチェックがあり、先生に目をつけられたくないから意見が言えない」という声も聞かれました。
県教育委員会は、除外の経緯を確認しなかった点は配慮不足としつつも、除外自体は指導の範囲内であるとの見解を示しています。また、禁止対象についての教員間の認識の差を問題視し、学校に是正を求めるとしています。
この事例は、学校現場における画一的な指導の限界と、生徒一人ひとりに寄り添った柔軟な対応の必要性を問いかけています。学校側の今後の対応に注目が集まっています。
この話題に寄せられたネットの声
「校則の見直しが必要」
「事前に確認を取ったりと生徒のほうがしっかりしているんじゃ」
「違反内容と処分が釣り合っていない」
「事前に確認を取ってたし、しっかりした子じゃん」
「対処法を申し出たのに聞く耳を持たないのはどうなのか」
「生徒の立場に立ち事の経緯を考えるのは普通だよ」
この話題には学校の対応を疑問視する意見が多く見られました。今後の学校の対応に注目が集まりそうです。