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新しいボールペンがすぐに壊れる…なぜ?
新しく購入したボールペンが数ヶ月で使えなくなる経験はありませんか?このような経験をした後、次に購入したボールペンもすぐに故障するという悪循環に陥ることがあります。
ボールペンは多種多様ですが、正しく使用すれば短期間で故障することは少ないはずです。「いつもすぐに壊れてしまう」という人は、誤った使用法を繰り返している可能性があります。
ボールペンのインクの寿命は通常「2年」
一般的にボールペンのインクの寿命は約2年です。これは使用しているインクではなく、家にストックしてある未使用のインクについてです。
未使用のインクが多くストックされている場合、2年が経過するとインクの出が悪くなり、使えなくなることがあります。インクは製造日から約2年以内に使用することをおすすめします。定期的に使用期限をチェックすることが重要です。
ボールペンの寿命を縮める6つのNG行為
ボールペンがすぐに故障するお悩みを抱えている方は、ボールペンの寿命を短くしてしまうよくない習慣を繰り返しているかもしれません。ボールペンは繊細な文房具であり、丁寧に正しく使うことが求められます。ここでは、ボールペンの寿命を縮める行為を紹介します。
1. ペン先を出したままでの保管する
ボールペンを使用後、ペン先を収納せずにペン立てや文房具入れにそのまま保管してしまうことはありませんか?急いでいる時や忙しい時には、ペン先をしまうのを忘れがちです。
しかし、ペン先を出したまま保管すると、ペン先が空気に触れ続けるため乾燥し、インクも乾燥してしまいます。結果として、インクが出にくくなり、ボールペンの寿命を短くしてしまいます。
2. キャップを外したまま放置する
キャップをかぶせて保管するタイプのボールペンがありますが、キャップを外した状態で放置すると、インクが乾燥しやすくなります。キャップ式のボールペンは必ずキャップをして保管してください。
また、ノック式のボールペンでも、ペン先の部分が壊れている場合、空気が漏れて内部が乾燥しやすくなるため、新しいボールペンへの買い替えを検討するべきです。
3. インクが出ないからといって激しく振る
インクが出ない時にボールペンを激しく振る人を見かけることがありますが、この行為はボールペンの寿命を縮める原因の一つです。激しく振ると、インク漏れが発生し、ペンが正常に機能しなくなることがあります。特に水性ボールペンはインク漏れのリスクが高いため、注意が必要です。
4. 高いところから落とすなど衝撃を与える
ボールペンは繊細な文房具であり、ペン回しや不注意による落下がボールペンに大きなダメージを与えます。高い場所からボールペンを落とすと、その衝撃でボールペン本体やペン先に致命的な損傷を与えることがあります。内部損傷やインク漏れが生じることもあるため、高所からの落下は避けるべきです。
5. コーティングされた紙に書き込みをする
コーティングされた紙にボールペンを使用するのは避けるべきです。特にFAX用紙や写真用紙などのコーティング紙には、ボールペンのインクがうまく定着せず、ペン先が詰まる原因になることがあります。これにより、インクが正常に流れなくなり、筆記に支障をきたす可能性があります。
6. 別の用途でペン先を使用する
ボールペンは筆記以外の用途には向いていません。家具のリセットボタンの操作や細かい部品をこじ開けるなど、ペン先を無理に使用すると、ペン先が損傷し、インク流出が悪くなることがあります。また、ペン先が折れたり、完全に機能しなくなることもあるため、専用のツールを使用することをお勧めします。
ボールペンは繊細な文房具!丁寧に扱うことを心掛けよう
いかがでしたか。ボールペンがすぐに壊れてしまうと困っている方の中には、今回紹介したNG行為を無意識のうちに行っている人もいるかもしれません。
ボールペンは非常に繊細な文房具です。そのため、乱雑に扱わずに、正しい方法で使用することが大切です。適切な使い方を心掛けることで、ボールペンの本体やインクの寿命を延ばし、常に良い状態で使い続けることができます。