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開封した飲み物、どれくらいもつ?
飲み物には賞味期限があり、長期間保存できるものから開封後すぐに使い切るべきものまで幅広くあります。開封後の飲み物は、基本的に冷蔵保存で数日内に飲みきるのがおすすめです。直接口をつけたものは、できるだけ翌日までに飲みきりましょう。
賞味期限が短い『飲み物』3選
賞味期限が短い飲み物は、以下のものがあります。
1.ペットボトル飲料
ペットボトル飲料は、災害時用のもの以外はあまり賞味期限が長くありません。
- ペットボトルは空気を通すので、中の飲み物が劣化しやすい
- ペットボトルは透明なので、光を通して劣化を速めやすい
通常販売されているペットボトル飲料は、すぐに買って飲み干すことを前提に販売されています。そのため長期保存には向いておらず、開封していなくても劣化してしまうことがあるので注意しましょう。
2.開封済みの飲み物
ペットボトルに限らず、飲み物の開け口を開放すると、飲み物は劣化しやすくなります。
- 空気に触れ、酸化が進む
- 空気中の雑菌が飲み物と接触し、雑菌が増えやすくなる
空気に触れるだけで、飲み物は劣化し始めます。開け口に封をするなどの工夫をしても、一度空気に触れた飲み物は早めに飲みきってしまうのが無難です。
3.口をつけて飲んだ飲み物
ペットボトルを野外で買ったら、そのままキャップを取って開け口に口をつけて飲みますよね。そういった使用方法を考慮してペットボトル飲料は開発されていますが、口をつけて飲んだ飲み物は劣化しやすいので注意しなければなりません。
- 口をつけて飲むことで、口内細菌がペットボトルの飲料に侵入する
- 万が一口に入った飲み物が再度ペットボトルの中に入ってしまうと、食べカスなどが混入するので劣化を速める
飲料は空気に触れるだけで劣化する、ナイーブな点を持ってます。口をつけてしまうと、口内細菌が飲料の中に入り込んでしまうので、さらに劣化を速めてしまう可能性が高いです。
小さな子どもに見られやすい、自分の口に入れた飲み物を再度ペットボトルや水筒の中に吐き戻す行為も、非常に危険!食材のカスが飲料内に漂うと、細菌が繁殖する餌が増え、食材そのものの劣化も進むので、あっという間に飲み物がダメになってしまう恐れがあります。
飲み物が腐っているときのサイン
飲み物が腐っているときのサインは、以下のものがあります。
- カビが発生し、飲み物内に見覚えのない固形物が漂っている
- 本来の香りではなくなっている
- ねばねばしていたり、糸を引いているなど
普段見られている飲み物の形状や香りではなくなっている場合は、飲み物が劣化している可能性が高いです。そのため、見た目の変化がある場合は、飲み物を口にしないようにしましょう。
まとめ
飲み物は、災害時用のものでない場合は劣化しやすいものが非常に多いです。特に、既に開封しているものや、口をつけて飲んでいるものは劣化しやすい傾向があります。