白菜にやってはいけない「NG行為」3つ!おいしさを引き出すには?

山積みの白菜

淡白な味わいの白菜は、さまざまな料理で使える野菜です。しかし、調理の方法を間違えると、体に悪影響が出るかもしれません。どのような使用方法がNGなのか、見てみましょう。正しい白菜の調理方法もまとめているので、今までの調理方法を振り返るきっかけにしてみてください。

白菜は淡白でクセのない野菜

採りたての白菜

白菜は、個性が強い味がついていません。独特の食感を持つ野菜で、クセのない味だからこそ、鍋やスープ、サラダなど調理方法の幅が広いがのが特徴です。

しかし、白菜は調理方法が適切ではないと、栄養を逃がすことがあります。また、間違えた食べ方をすると、体に悪影響が出る可能性もあるので注意してください。本記事では正しい食べ方を紹介しているので、白菜の知識を増やしましょう!

白菜にやってはいけないNG行為3つ

かごに入った白菜

白菜にしてはいけない行動を、具体的にまとめました。

1. 外側の葉は洗わずに料理に使う

白菜の外葉には、さまざまなものが着いている可能性があるので気を付けましょう。

  • 虫の卵やフン
  • 残留農薬…体内に入っても健康被害はない量だが、摂取しない方が無難
  • 土…微生物が着いている可能性アリ

虫は、外葉のみならず内部まで侵入していることが多いです。白菜は外葉だけでなく、どの部分の葉でも使う前入念に両面洗って、汚れなどを洗い流すと安心です。

2. クタクタになるまで火を通す

白菜は、ビタミンやカリウムなどの高温に弱くて水に溶けやすい栄養素を含んでいるので、長時間の加熱調理は不向きです。

水溶性の栄養素も丸ごと摂取したいときは、スープやお鍋にするのがおすすめの調理法です。ビタミンやミネラルを効率よく摂取したいときは、サラダや浅漬けなどにしましょう。調理方法に注意し、さまざまな調理方法を身につけて料理の幅を広げてくださいね。

3. 生の白菜を大量に摂取する

ダイエット目的などで、白菜を主食に置き換えて1日1kg以上を数ヶ月継続して摂取し続けるのは危険です。甲状腺ホルモンの濃度が、低下します。これは、白菜に含まるミロシナーゼという酵素が、甲状腺ホルモンの分泌に必要なヨウ素の摂取を妨げるためです。

  • 全身疲労
  • 呼吸不全
  • 最悪の場合、昏睡状態になる可能性もある

1日1kgの白菜の大きさは大玉サイズになるので、食べるのが難しいです。主食には向かない野菜なので、白菜はおかずとして調理しましょう。上記のような症状が出ると、回復するまである程度の時間がかかってしまいます。

白菜の正しい食べ方

カットした白菜

白菜の適切な食べ方は、以下の通りです。

  • 丸ごと購入したときは、外葉からカットしていき、最後に中心部の葉を使う
  • どの部分の葉でも、使用前に洗う
  • スープや鍋に入れて、白菜の栄養を丸ごと摂取できるよう配慮する
  • 過剰摂取に注意

白菜は、どんな料理にもマッチする野菜で、生のままでも食べられます。ダイエットをするときも、白菜だけを大量に食べ続けるのはやめましょう。

まとめ

白菜鍋

白菜は様々な料理に利用できる万能野菜ですが、活用方法には注意が必要です。外葉は目に見えない虫の卵や微生物が付着していることもあり、使用前には丁寧に洗うことが大切です。

また、白菜は熱に弱い栄養素を多く含んでいるため、過度な加熱は避けましょう。生で大量に摂取すると健康に悪影響を及ぼす可能性もあるので、適量を守りバランスの取れた食事を心掛けてください。これらのポイントを踏まえて、白菜を美味しく健康的に楽しむことができます。

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