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日常生活で欠かせない鏡は意外と処分方法に困る人が多い
日常的に使用する鏡は、劣化や汚れで交換が必要になることが多くあります。そうした時、古くなった鏡を処分する必要がありますが、単純にゴミとして捨てるわけにはいきません。そのため、処分方法に困る人が意外と多いのです。
さらに、鏡の種類には手鏡から大きな全身鏡まであり、サイズや用途もさまざまです。割れてしまった鏡を処分するケースも多く、割れた鏡と割れていない鏡では、処分する際の手間も異なります。
こうした理由から、どのように処分すればよいかわからない、ゴミの分別がわからないという人が多いのです。
割れた鏡や全身鏡の正しい処分方法5つ
意外と処分に困ることが多い鏡ですが、それは理由があります。同じ鏡というカテゴリーでも、鏡のサイズや状態によって適切な処分方法が異なるからです。
ここでは、さまざまな鏡のサイズや状態に応じた正しい捨て方を解説します。
1.小さい鏡は不燃ごみとして処分する
手鏡やコンパクトなどの小さい鏡は、多くの自治体で不燃ごみとしての処分が指定されています。自治体によっては、専用の袋に入れて捨てる必要があるところもありますし、割れていない鏡であっても厚紙に包んでから袋に入れる必要がある自治体もあります。
2.大型の全身鏡は粗大ゴミとして分類されることが多い
全身鏡や三面鏡などの大きな鏡を廃棄する際には、通常粗大ゴミとして扱われます。粗大ゴミ処理のための処理券や廃棄シールを事前に購入し、自治体に回収を依頼するか、直接地元のゴミセンターに持ち込む方法が一般的です。
自治体によっては、粗大ゴミの日に自宅前やゴミ集積所に置くだけで回収してもらえるところもあります。粗大ゴミの処分には通常料金が発生するため、料金体系は自治体のホームページで確認しましょう。
3.割れた鏡の処理には特別な注意が必要
割れた鏡を処分する場合、割れた破片をそのまま袋に入れるのではなく、先に厚紙や新聞紙でしっかり包み、その上からガムテープで固定して袋に入れる必要があります。これは、ゴミを回収する職員が割れたガラスで手を切るリスクを避けるためです。非常に危険なため、割れた鏡の取り扱いには細心の注意を払いましょう。
自治体によっては、「危険物」として特別な記載を要求することもあるため、記載が必要でない場合でも、回収する人を考慮して「危険」「割れた鏡」と明記することが親切です。
4.不用品回収業者による回収も検討する
もし鏡以外にも処分すべき粗大ゴミがある場合、個別に粗大ゴミとして処理する代わりに、不用品回収業者に依頼してすべて一度に回収してもらう方法もあります。
回収する粗大ゴミの量に応じて、不用品回収業者に依頼することでコストを抑えたり、処理の手間を省いたりできるため、効率的な処分方法として考えてみる価値があります。
5.状態が良ければ買取を検討する
処分を検討している鏡がまだ綺麗な状態である場合は、リサイクルショップやフリマアプリを通じて販売することも可能です。特に、まだ使用可能な鏡を新しいものに替える理由で処分を考えている女性が多いため、買取を利用して処分する方もいます。
さらに、ブランド品の鏡であれば、ブランド専門の買取業者による高価買取の可能性もあります。割れていない、きれいな鏡であれば、これらの買取サービスを検討することをお勧めします。
鏡は大きさや状態によって処分方法が異なることを理解しよう
いかがでしたでしょうか。鏡のサイズや状態によって、適切な処分方法やゴミの分類が異なることがお分かりいただけたと思います。
場合によっては、自治体を通じた処理よりも、不用品回収業者やリサイクルショップの利用がコスト効率良く処理できることもあります。そのため、自治体のホームページで情報を確認し、鏡の状態に応じた処分方法を選択することが大切です。