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お風呂を出たあと、ドライヤーで髪を乾かしてますか?
入浴後、髪が濡れたままの状態で放置してしまうのはよくないとわかっているものの、どうしてもめんどくささが勝ってそのまま寝てしまうという人もいますよね。疲労困憊の場合、髪を乾かす間もなく寝てしまう人もいるかもしれません。
でも、髪の毛を乾かさないまま寝てしまうと、いろいろなトラブルが起きやすくなります。どのようなことが起きやすくなるのか、チェックしてみましょう。
濡れた髪で寝ると出る悪影響
濡れたままの髪で寝ると、以下のようなことが起きやすくなります。
1.生乾き臭がする
洗濯物を室内干ししたときに発生しやすい、むわっとして生乾き臭。なんともいえないニオイだから、嫌煙する人は多いと思います。実は、髪を乾かさないまま寝ると、髪の毛から生乾き臭が発生することがあるのです。
- 乾くまでの時間に、雑菌が発生するため
- 枕と頭皮の間は温度が高くなりやすく、雑菌が繁殖しやすい状態になる
髪を洗うときに使用するシャンプーやリンスには香りがついているので、生乾き臭と混じってしまうと独特のニオイになります。
2.頭皮が荒れる
髪を洗うと、髪だけでなく頭皮も水分がしっかりと付着します。そのため、髪を乾かさないままだと頭皮にもダメージが加わってしまうのです。
- 痒みの発生
- 頭皮にダメージが蓄積する
- 頭皮から嫌な臭いがする
髪の毛と同じように雑菌が繁殖しやすいので、ニオイが気になりやすくなります。痒みが出て頭皮をかくと、傷ができることもあるので注意してください。
3.髪の毛にダメージが蓄積する
髪を乾かさないと、キューティクルが開いたままの状態になります。髪の毛はキューティクルが開いていると、傷みやすい状態になっているので、そのまま放置すると髪の毛同士の摩擦で髪が傷む原因につながるので要注意!
髪にダメージが蓄積されていくと、髪のパサつきや髪の毛同士のもつれなどが起きやすくなります。そうすると髪がさらに傷んでしまうので、状態が悪くなるのに歯止めが効きにくくなってしまうかもしれません。
4.カラーや縮毛矯正が落ちやすくなる
髪の毛を自然乾燥させてしまうと、カラーや縮毛矯正が落ちやすくなります。
- カラー…髪が傷むことによって、色落ちしやすくなる
- 縮毛矯正(パーマも含む)…髪内部の構造を組み変えてかけているため、髪の毛が濡れたままの時間が長くなるとせっかく変えた内部構造が壊れてしまい、縮毛矯正が取れやすくなる
カラーや縮毛矯正をしている人は、髪を洗った後できるだけ早い段階で髪の毛を乾かしましょう。
正しいドライヤーのかけ方
正しいドライヤーのかけ方は、以下の通りです。
- タオルでしっかりと髪の毛の水分を吸収する
- ドライヤーは髪の毛から離し、先端を振りながら熱が集中しないように風を分散させて乾かす
- 熱風で髪を乾かした後は冷風を髪に当ててキューティクルを閉じ、ブラシで髪の毛の絡みを解消する
髪の毛を乾かすのは時間がかかりますが、髪の根元からしっかりとタオルドライすることで髪の毛が乾きやすくなりますよ。
まとめ
髪の毛が濡れたまま寝るのは、髪に負担をかける行為です。できるだけ毎回髪の毛を乾かし、艶やかで美しい状態をキープしましょう。