実は間違っている『ゴキブリ対策』4選!逆効果になることも…?正しい方法は?

ゴキブリの家

ゴキブリを見つけると、どのような対処方法を実践していますか?もしかすると、いつも行っている対処方法は間違っているかもしれません。ゴキブリの菌をまき散らしてしまわないためにも、NGな対処方法を実践しないようにしましょう。正しい対処方法も紹介しているので、参考にしてみてください。

ゴキブリ対策、しっかりしているつもりでも…

トイレから出てくる複数のゴキブリ

家の中にゴキブリが1匹出ると、既に繁殖していてゴキブリは100匹いるといわれています。とても怖いですよね。!そのため、ゴキブリ対策をしている家庭も少なくないでしょう。しかし、ゴキブリが発生、繁殖しないための対策が、間違っていることがあります。

間違った対策でゴキブリを増やしてしまわないよう、注意しましょう。

実は間違っている『ゴキブリ対策』4選!

ゴキブリの家

実は間違っているゴキブリ対策は、以下のものがあります。

1.叩いて潰す

ゴキブリを叩いて潰すと、卵が飛び散るといわれています。しかしこれは間違った認識で、飛び散った卵が孵化して増殖するわけではありません。ゴキブリを叩き潰すと、以下のようなリスクがあります。

  • ゴキブリ自身が複数の細菌保持っているので、叩くと細菌が散る
  • ゴキブリの細菌が万が一食べ物などに付着して体内に入ると、健康被害を被る可能性がある

叩き潰せば1匹は始末できますが、その分上記のようなことが起きるので危険です。また、チャバネゴキブリのメスは、命の危険を感じたら卵を自分の体から離脱させて子孫を残すこともできます。メスから離脱した卵は生存率が低下しますが、ふ化可能です。

2.死がいを放置する

殺虫剤などを用いてゴキブリを始末し、死骸をそのままにしてしまうこともあるでしょう。死骸の処理は気が進まず、そのうち劣化してわからなくなるだろうと思うかもしれませんが、これは非常に危険!

先ほども紹介したように、ゴキブリは細菌を保持しています、放置すると細菌がほかのものに付着す可能性も無きにしも非ず。また、ゴキブリは共食いする生物です。コロニーで生活しますが、死んだ仲間は食料になるのでゴキブリがたかって死骸を食べ、繁殖につながるので注意しましょう。

3.卵に殺虫剤をかけて、始末した気分になってしまう

ゴキブリの卵は卵鞘という固い殻でおおわれているので、殺虫剤をかけただけでは始末できない可能性が高いです。一般的な虫とゴキブリを一緒だと思ってしまうと、処分できないばかりか卵も見過ごしてしまうことがあります。

4.弱ったところを掃除機で吸う

ゴキブリになんらかの方法でダメージを与え、かなり弱ってきたから掃除機で吸ってゴミの中で息絶えさせる作戦を取っている人は要注意!

ゴキブリは過酷な環境でも問題なく生きられるので、掃除機で吸ってそのままにしてしまうと、ゴミパックの中にあるものを餌にして復活してしまいます。

ある程度復活したらホースから逆走して脱走し、また家の中を自由に徘徊して繁殖するため、掃除機で吸ってしまうのはよくありません。

正しいゴキブリ対策の仕方

ロックオンされたゴキブリ

ゴキブリへの正しい対策は、以下の通りです。

  • 侵入経路を断つ…窓やドアの隙間を塞ぐ
  • 生ゴミや食べもののカスを放置しない
  • 整理整頓し、侵入や潜伏しやすい環境をつくらない
  • 紙類はこまめに出す…ダンボールは温床になる可能性がある

ゴキブリが大繁殖してしまう前に、ゴキブリが生活しにくい環境を整えましょう。何度対策を行ってもまったくゴキブリが減らない場合は、専門業者に依頼してゴキブリを除去してもらう方法がおすすめです。

まとめ

ゴキブリを見つけたときの対処方法を間違ってしまうと、ゴキブリが逆に繁殖してしまう恐れがあります。そのため、処理の方法や対処方法をチェックし、ゴキブリを正しい方法で撃退しましょう。

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