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買ってきた食材を常温で放置してしまった!
購入した食材を、ついうっかり冷蔵庫に仕舞い忘れてしまった!常温放置したら劣化してしまう可能性がある食材は、どのようなものが当てはまるのでしょうか?
食中毒を起こしてしまわないためにも、常温放置不可な食材をチェックしておきましょう。
常温放置で劣化を早めてしまう食材
常温放置で劣化を早めてしまう食材として、以下のものがあります。
1. 乳製品
乳製品は、冬でも常温保存してはいけません。
- 牛乳
- 生クリーム
- ヨーグルト
- チーズ など
これらは非常に傷みやすいので、購入後はできるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。開封済みのものは、未開封のものよりも先に冷蔵庫に入れるよう心がけてください。
2. 生鮮食品
生鮮食品は、絶対に常温で放置してはいけません。次のようなものです:
- お肉…部位や種類を問わず
- 魚介類…種類や状態に関わらず
- 練りもの
- カット野菜…カットされたものは特に傷みやすい
お肉や魚は、涼しい場所で販売されているため、帰宅後すぐに冷蔵庫に入れることが重要です。
一方で、カット野菜はつい放置してしまうことがあるので注意が必要です。包丁でカットされた野菜は劣化しやすく、特にカット野菜に含まれるもやしは非常に傷みやすいので、冷蔵室で保存してください。
3. 開封した調味料
開封後、冷蔵保存が必要な調味料には以下のものがあります。
- マヨネーズ
- ケチャップ
- マスタード など
これらはちょっとずつ使うことが多いので、使った後に冷蔵庫に入れ忘れないように注意しましょう。
4. 溶ける食材
常温で保存すると形が崩れてしまう食材は、購入後できるだけ早く冷蔵庫や冷凍庫に入れる必要があります。
- ホイップクリーム
- アイスクリーム
- 冷凍食品
- 冷凍野菜 など
形が崩れた後で冷蔵や冷凍保存に切り替えても、品質が既に低下している可能性があります。このため、調理時には菌が繁殖しやすく、食中毒の原因になりかねません。
常温でも保存できる食材
以下の食材は、常温でも安心して保存できます。
- お米…生米に限る
- 卵…常温でも冷蔵でもOKですが、結露を防ぐため温度差には注意が必要
- 野菜…根菜類は常温の冷暗所での保存が適してる
- 缶詰…非常食としてもおすすめの長期保存が可能な食材
これらは、常温でも劣化が進みにくい特性があります。特に卵は、温度変化が少なければ常温での保存が可能です。
まとめ
常温保存できない食材を、常温で放置してしまうのは非常に危険です。常温保存に不向きな食材を正しく把握し、それぞれの食材に適した方法で保存することが大切です。
食材を正確に管理することで、食品の無駄を防ぎ、私たちの健康を守ることができます。常温保存が可能な食材でも、適切な状態での管理が理想的です。