目次
不成就日の意味は「何事も成就しない日」ということ
祝い事やなにかを新しく開始するとき、縁起の良し悪しを気にする人は多くいます。昔から婚姻関連や引越しなどは、縁起の悪い日は避けるべきとして有名です。中でも、『不成就日(ふじょうじゅび)』は特に避けたい日です。
不成就日は、古来から「何事も成就しない日」とされており、新しくなにかを開始したり、祝い事をこの日に決めるべきではないとされています。
不成就日は、十干十二支の組み合わせで吉凶が判断されているので、「仏滅」や「大安」などの『六曜』とは異なります。毎年不成就日は違う日なので、大きな祝い事や新しく始めることがある人は、その年の不成就日を確認しましょう。
2024年の不成就日まとめ
ちなみに、今年2024年の不成就日は以下の通りです。
- 【1月】2日、10日、16日、24日
- 【2月】1日、9日、12日、20日、28日
- 【3月】7日、11日、19日、27日
- 【4月】4日、9日、17日、25日
- 【5月】4日、12日、20日、28日
- 【6月】4日、10日、18日、26日
- 【7月】4日、11日、19日、27日
- 【8月】6日、14日、22日、30日
- 【9月】4日、12日、20日、28日
- 【10月】3日、11日、19日、27日
- 【11月】4日、12日、20日、28日
- 【12月】5日、13日、21日、29日
これらの不成就日に祝い事をするのは、できる限り避けるべきでしょう。
不成就日にすべきではない『絶対NG行為』5選
不成就日は、具体的にどのような事をすべきではないのでしょうか。一般的に「やめた方がよい」と思われる絶対NG行為をご紹介します。
1.お願い事・願掛け
不成就日は、前述通り「何事も成就しない日」を指します。そのため、この日に願い事などをすると、それが叶わなくなる可能性を高めるのです。例えば、神社参拝時の神様への願い事や、本殿での祈祷などは避けるべきでしょう。そこでお願いしたことは、叶わなくなるかもしれません。
2.婚姻関連のこと
不成就日にすべきではないことで有名なのが、婚姻関係の事柄です。入籍や結婚式、結納などが当てはまります。この日に入籍や挙式をすると、その結婚は後々上手くいかなくなると考えられています。そのため、結婚式の予定は、事前に不成就日でないかを確認するカップルは少なくありません。結婚式場によっては、六曜の「仏滅」と同様に、不成就日は結婚式が割引になるサービスを行っているところもあります。
3.子どもの命名
子どもの命名や出生書の提出なども、不成就日に行わない方がよいです。出産は日にちを選べません。しかし、命名や出生書の提出は、ある程度の期間が設けられているので、命名する日や届け出す日は夫婦で選べます。そのため、子どもの将来の安泰を願い、不成就日は避けるご夫婦が多いのです。
4.引越し
引越しは、新生活の開始を意味しています。そのため、「何事も成就しなくなる日」である不成就日の引越しは避けたほうがよいと考えられているのです。引越し先で災難にあったり、同棲相手と不仲になるなど、不幸を招く可能性があるので事前に避ける人が多いようです。
5.新たな事を開始する
新製品の購入や、事業の開始、転職なども不成就日は避けた方が無難です。不成就日に新商品購入すると、買った物が悪運を呼び寄せたり、事業開始後に躓くなど、縁起が悪いと考えられています。不成就日は「何事も成就しない日」となっているので、新しい事は別日に開始するのが無難でしょう。
不成就日は、祝い事や新しい事を避けよう
いかがでしたか。不成就日は「何事も物事が成就しなくなる」とされており、祝い事や新しいことを始めるのは避けるべきとされています。とはいっても、捉え方は人ぞれぞれです。頭の片隅に入れておき、可能な範囲で避けることをおすすめします。