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あなたの椅子の座り方、大丈夫ですか?
デスクでの作業中、椅子に長時間座っていると、腰や背中に痛みが出ることがあります。これは、座り方の姿勢が悪いからかもしれません。
この記事では、椅子に座る際にありがちな、避けるべき座り方を紹介します。ご自身の座り方を見直し、適切な姿勢で作業ができているか確認してみてください。
改めるべきNGな椅子の座り方7選
椅子に座る際に避けるべき、不適切な座り方や姿勢にはどのようなものがあるでしょうか?無意識にとってしまう行動も含まれていますので、ぜひチェックしてみてください。
1.椅子であぐらを組む
テレワークなど、家で一人で作業しているときに、椅子の上で無意識にあぐらを組んでしまうことがあるかもしれません。あぐらを組むと骨盤が開き、長時間その姿勢でいると骨盤の歪みが生じるリスクがあります。あぐらを組むのは、休憩時間など限られた短い時間に留めるようにしましょう。
2.猫背で座る
忙しくて休憩時間が取れないほど作業が続くと、猫背になりやすいです。猫背は、悪い姿勢に加えて、肩こりや背中の痛み、腰痛、頭痛の原因ともなります。猫背は特に注意していてもついついしてしまう姿勢なので、定期的に姿勢を意識し、適宜休憩を取り入れることで、改善が見込めます。
3.背もたれに寄りかかって座る
お尻を背もたれの根元までしっかりつけずに、背もたれにもたれかかって座ると、背中や腰に不必要な負担がかかります。このような座り方は見た目にも良くないため、特に業務中はこの座り方を避けるべきです。
4.足を組む姿勢
特に女性の中には、椅子に座るときに足を組んでしまう方がいるでしょう。足を組むことで、骨盤の位置が不自然に変わり、背中や腰への負担も増大します。見た目にはきれいに見えるかもしれませんが、足を組むことは体への負担が大きいため、良い姿勢とは言えません。
5.腰を反らす座り方
腰を強く反らせて座ることは、腰に過剰な負担をかけてしまいます。姿勢が良く見えることもありますが、体への負荷が大きいため、この座り方はおすすめできません。
6.前のめりの姿勢で座る
パソコン作業や書き物をしていると、つい前のめりになりがちです。この極端に前のめりの姿勢を長時間続けると、首や肩、背中への負担が大きくなります。猫背になりやすく、見た目にも良くないため、前のめりになったら休憩を取ることが重要です。
7.足が床につかない座り方
両足が床にしっかりと着かない状態で座ると、上半身に余計な負荷がかかります。特に腰やお尻周りに負担が集中し、腰痛の原因となりうるため注意が必要です。作業中に足が動いてしまうと、不安定さから子どもっぽく見えることも。高さ調整が可能な椅子を使っているなら、早めに両足が床にしっかりとつくよう調整しましょう。
適切な椅子の座り方
椅子に座る際に心掛けたい、正しい座り方のためのキーポイントを紹介します。
- 椅子にしっかりと深く腰掛ける
- 座骨を椅子の座面に左右均等に配する
- 肩と膝が水平に保たれるように座る
体重が前後や左右に偏ると、体に負担がかかり姿勢が乱れます。体格に応じて座骨が座面に触れると不快に感じる場合もありますので、クッションを適切に使用して快適さを保ちましょう。
まとめ
正しい姿勢で椅子に座ることで、体への負担を大きく軽減することができます。長時間の座り作業では、姿勢が自然と崩れがちですので、定期的に休憩を取りながら姿勢を整えることが重要です。
この習慣を日常に取り入れることで、作業効率の向上だけでなく、体調の維持にも寄与します。正しい座り方を心がけ、健康的なワークライフを送りましょう。