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スーパーの『刺身』は日付だけでなく新鮮さを確認して
夕飯にお刺身を出したいと献立を考えたとき、帰り道にスーパーに立ち寄り、刺身を選ぶ人が多いでしょう。その際、「検品もされているし大丈夫だろう」と何気なく手に取った刺身を選んでいませんか。
多くの場合、店舗側でも刺身の鮮度や加工処理などを行っているため、食中毒になるような危険な状態で並べられることはほとんどありません。
しかし、長時間並べられていた刺身の鮮度が元々劣化していたために、客が購入して持ち帰った時には鮮度が明らかに落ちていた…というケースもあります。
したがって、スーパーに並べられている刺身は全て安全だと決めつけず、自分の目でしっかり鮮度をチェックすることが大切です。
スーパーでやるべき『傷んでいる刺身を見極める方法』4選
スーパーで刺身を選ぶときは、傷んでいる刺身を選ばないように注意しなければなりません。ここでは『傷んでいる刺身を見極める方法』を紹介しているので、ぜひ選ぶ際の参考にしてください。
1.ピンク色の液体が滲み出ている
刺身が長時間並べられていて鮮度が落ち始めていると、ピンク色の液体(ドリップ)が少しずつ滲み出てきます。
もしも刺身からドリップが多く滲み出ていたり、一緒に添えられている大根や大葉などの「つま」にピンク色の液体が滲んでいたりする商品は、鮮度が落ちている可能性が高いです。なるべく別の刺身を選ぶようにしましょう。
2.皺があり全体的にハリがない
同じ種類の刺身を見比べたとき、パッとみて「こっちはハリがあってツヤツヤしているのに、こっちは皺がところどころ見られる」と感じることはありませんか。当然、多くの人がツヤのある商品を選ぶでしょう。
皺が見られたり、全体的にハリやツヤのない刺身は、鮮度が落ちて品質が劣化している可能性があります。持ち帰る間により鮮度が落ちてしまう恐れもあるので、ツヤのある鮮度の良い刺身を選ぶべきです。
3.他の刺身に比べて色がくすんでいる
新鮮な刺身は全体的に色鮮やかな状態で並べられていたり、光沢感があります。しかし、鮮度の落ちた刺身は全体的に色がくすんでいたり、黒ずんでしまっているので注意が必要です。
他の刺身と比べて「ちょっと色が落ちている」「色味が悪い」と感じる刺身は選ばずに、より色が濃く鮮やかな鮮度の良い刺身を選ぶようにしましょう。
4.表面に白いぬめりが確認できる
表面に白いぬめりがあるものは、すでに傷んでいる可能性が高いので選んではいけません。傷んでいる刺身を食べてしまうと、腹痛や下痢、嘔吐などの食中毒症状を引き起こす危険性があります。
これはスーパーのみならず、ご自宅に帰った後、冷蔵室やチルド室で保存する場合にも注意が必要です。刺身は原則当日に食べ切るようにし、翌日以降に食卓に出す際は、必ず傷んでいないか確認しましょう。
スーパーで実践!新鮮な刺身を見分けるポイントは?
スーパーで刺身を選ぶときは、なるべく並べられている刺身の中でも最も鮮度の良い商品を選びたいですよね。鮮度の良い刺身を選ぶためには、以下のポイントを押さえて見極めましょう。
- 全体に濡れているようなツヤがある
- 色が濃く鮮やか(くすんでいない)
- ドリップ(ピンク色の液体)が出ていない
以上の3点は必ず確認してください。その上で、加工日がより新しい日付のものを選ぶと、並んでいる商品の中でも特に新鮮な刺身を選ぶことができます。
スーパーで刺身を選ぶときは最も新鮮な刺身を見極めよう
いかがでしたか。スーパーで刺身を選ぶときは、すでに鮮度が落ちて傷み始めてる刺身を避け、鮮度が最も良い刺身を選ぶことが重要です。家に持ち帰った後も新鮮な状態で安全に食べられるよう、スーパーで選ぶ段階から慎重に見極めてください。