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冷凍ご飯の解凍方法、間違っていない?
ご飯が中途半端に余ったり、その日のうちに消化しきれない場合は、ご飯を冷凍保存しますよね。ご飯を冷凍することは決して難しくありませんが、解凍方法を間違ってしまうと食中毒になったり、仕上がりの食感が悪くなるので注意が必要です。
『冷凍ご飯』解凍するときにすべきではない3つの行動
冷凍ご飯を解凍するときにすべきではない行動とは、どのようなものがあるのでしょうか?
1.常温で自然解凍する
自然解凍で冷凍ご飯を解凍すると、以下のことが起きやすくなります。
- ご飯の水分が抜けて、水に触れている部分のご飯はべちゃべちゃになる
- お米の水分が抜けるので、ご飯の中がパサパサになる
- 食中毒になる可能性があり
常温解凍だと、放置したまま電気代もかからないからお得で気軽にできると思っている人は要注意!常温で時間をかけて解凍することで、ご飯の仕上がりが悪くなります。それだけでなく、食中毒になるリスクもあるので、自然解凍は避けるべきです。
2.冷蔵庫で解凍する
自然解凍がダメなら、冷蔵庫で解凍しようと思っている人もいるでしょう。お肉や魚を解凍するときが、冷蔵解凍すると中毒になる可能性が低くなります。しかし、冷凍ご飯の解凍には不向きです。
常温解凍で紹介した理由が、冷蔵解凍でも当てはまります。冷蔵庫だから細菌の繁殖は抑えられやすいでが、細菌が発生しないわけではありません。食感もよくないので、冷蔵庫での解凍も不向きです。
3.電子レンジの解凍モードで温める
冷凍ご飯の解凍を行うとき、電子レンジで解凍を行う人は多いと思います。電子レンジにはさまざまなコースがあるので便利な反面、ご飯の冷凍を解凍モードで行ってしまう人もいるので注意しましょう。
- 解凍モードは、冷凍している肉や魚を対象にしているため、ご飯の解凍には向いていない
- 解凍モードでは冷凍ご飯の深部まで温めるのが難しく、仕上がりにムラが出やすい
温かくて美味しく仕上げるためには、解凍モードを使用しない方が無難といえます。
冷凍ご飯の正しい解凍方法
冷凍ご飯の正しい解凍方法は、以下の方法を実践しましょう。
- 電子レンジのご飯解凍モードを使用する
- 電子レンジ600Wでお茶碗一杯分のご飯を3分ほど加熱し、お茶碗に移して600Wで1分ずつ加熱、ご飯がほぐれたらラップをかけて600Wで2分ほど加熱する
電子レンジを使用するときは、おまかせのあたため機能をしようするのではなく、W数と温め時間を指定しましょう。そうすることで、ふんわり柔らかで美味しい状態のご飯に仕上がりやすくなります。
まとめ
冷凍ご飯を解凍するときの方法によって、ご飯の仕上がりが異なってきます。美味しくご飯を解凍するためにも、正しい解凍方法を把握しましょう。