賞味期限が切れた冷凍食品…食べても大丈夫?絶対に口にすべきではないサインとは?

冷凍食品は長持ちするため、保存にも使い勝手も便利ですよね。しかし、賞味期限が切れてしまった場合、食べても大丈夫なのでしょうか。この記事では、絶対に口にすべきではない冷凍食品の特徴についても解説しています。

『冷凍食品』は長期間保存が可能だからとても便利!

冷凍食品は長期保存が可能な上、すでに調理済みのものは簡単に手を加えるだけで料理が完成するので便利ですよね。共働き世帯では、多くの冷凍食品をストックしているご家庭も多いと思います。

冷凍食品に記載されている期限は、『賞味期限』が多いです。賞味期限とは、美味しく食べられる期限なので、一般的にはこの期限を少し過ぎても食べられると言われています。

賞味期限が切れた冷凍食品は食べても大丈夫?

では、賞味期限が切れた冷凍食品は食べることができるのでしょうか。結論から言うと、基本的には食べることが可能です。

冷凍食品は非常に温度環境の低い場所で保存されているため、細菌の繁殖を防いでくれます。そのため、細菌繁殖による食中毒のリスクも低く、賞味期限を過ぎていたとしても食べることは可能です。

ただし、賞味期限を過ぎた食品は、味や食感の質は低下していることが多いです。調理しても美味しく感じなかったり、食感が悪くなっているものが多いでしょう。

一度解凍して再冷凍した食品は危険!

冷凍食品は基本的に賞味期限を過ぎていても食べることは可能です。しかし、一度解凍している冷凍食品は、すでに品質が劣化していたり、細菌が付着してしまい緩やかに繁殖を行っている可能性があります。

一度解凍して再冷凍した食品は非常に危険なので、時間を置かずに賞味期限にかかわらず早めに食べ切るようにしましょう。

絶対に口にすべきではない『冷凍食品』のサイン

基本的には賞味期限を過ぎた後も食べることが可能な『冷凍食品』。しかし、再冷凍したものやあまりにも長期間冷凍庫に入れっぱなしにしていた商品は、注意が必要な場合があります。

1.全体的に変色している

冷凍食品を解凍した際、全体的な色味が薄くなっていたり、変色していたりしている場合は、品質が大きく劣化している可能性があります。

単純に美味しさが損なわれているだけであることも多いですが、品質が劣化している以上、中毒症状を引き起こさないとは限りません。

「これ、食べても大丈夫?」と不安になるような偏食の仕方をしている場合は、安全を考慮して食べずに捨てるべきでしょう。

2.明らかに違和感を覚える異臭を発生させる

解凍した後、生臭さを放っていたり酸味を帯びた臭いが発生している場合は、すでに腐っている可能性があります。

特に生魚や生肉を冷凍している場合は、何らかの条件下によって品質が劣化したり溶けかかってしまい細菌が繁殖している可能性もあります。2ヶ月以上経過している冷凍した生鮮食品は、特に解凍後、臭いや見た目に気をつけましょう。

3.解凍するとドロドロと溶けてしまう

長く保存していた冷凍食品を解凍後、なぜか形が崩れてしまったり、ドロドロと溶けてしまったという経験はありませんか。

これはあまりにも時間が経ち過ぎたために品質が著しく低下し、原型を保てないほど傷んでいるサインです。食べると腹痛や嘔吐、下痢などの食中毒症状を引き起こす危険性があるので、絶対に口にしてはいけません。

4.解凍すると糸を引くようなぬめりがある

解凍した後、触れたり切ったりした時に糸を引くようなぬめりが見られる場合も危険です。長期間保存されたことによって品質が劣化していたり、細菌が何らかの要因で繁殖している恐れがあります。

安全を考慮して、無理して食べずに廃棄するべきでしょう。

少しでも不安に感じる場合は処分して新鮮な食品を使おう

いかがでしたか。冷凍食品は長持ちする食品として優秀ですが、保存の仕方を間違えていたり、あまりにも長い間、冷凍庫に放置していたものは品質が劣化している恐れもあります。食中毒に陥る危険も0ではないので、不安を感じる場合は処分しましょう。

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