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ついうっかり…調味料の賞味期限が切れてる!
普段あまり使わない調味料や、平日はあまり料理をしないと、調味料の賞味期限が切れてしまいやすいです。賞味期限が切れている調味料は、使っても大丈夫なのでしょうか?賞味期限切れの調味料を使うときの、見極めポイントを把握しておきましょう!
賞味期限切れの調味料を使っても大丈夫か見極めるポイント
賞味期限が切れている調味料を使うとき、以下の点に注目してみてください。
開封しているか
開封している調味料は、賞味期限に限らずできるだけ早く使い切るべきです。酸素の触れる時間が長くなると、酸化や細菌が繁殖することによって、調味料の劣化が進んでしまいます。
未開封の状態の調味料で、保存状態が良好な場合は、賞味期限を過ぎていても問題なく使用できる可能性が高いです。
保存環境は適切だったか
調味料を保存するときは、種類によって若干異なるものの、開封の状態に限らず以下のような環境での保存が望ましいです。
- 直射日光が当たっていない
- 温度がある程度一定
- 湿気が充満していない
高温多湿で直射日光が当たる場所となると、未開封であっても劣化してしまいます。調味料は食材の一種なので、保存環境にも十分注意すべきです。
調味料の中に異物が発生していないか
調味料の中に異物が浮いている場合は、カビが発生している可能性が高いです。カビだけを取り除いて使用すれば大丈夫と思うかもしれませんが、カビが発生している時点で調味料全体にカビが充満しています。
目に見えるカビを取り除いても、微細なカビがたくさん残っていので注意しましょう。ちょっとの量だからと調味料を使ってしまうと、体調不良を招いてしまうかもしれません。
香りや味・調味料の状態に異変がないか
調味料の賞味期限が切れていて、カビが繁殖していないときは、調味料の状態を確認してみましょう。
- 香り…腐敗臭をはじめとする、異臭の有無
- 味…調味料が本来持っている味が変化していないか、なめたとき舌がピリピリしないか
- 状態…妙なとろみや糸を引くような粘り気の有無
状態が変化している調味料は、カビが生えていなかったとしても使用するべきではありません。劣化しています。
開封済み調味料、いつまでに使い切るべき?
開封済みの調味料は、できるだけ早く使い切りましょう。
- 醤油・みりん・酢…冷蔵保存、1年以内に消費
- ケチャップ・マヨネーズ…冷蔵保存、1~3か月以内に消費
- 唐辛子・香辛料類…冷暗所で保存、半年~1年以内に消費
- ソース類…冷蔵保存、3~6か月以内に消費
調味料は、正しい方法で保存すれば、かなり長期間劣化を防ぐことができます。できるだけ酸素に触れず、適切な温度帯で保存して、調味料を上手に使い切りましょう。
まとめ
調味料は、未開封の状態と開封後の賞味期限に大きな差があります。未開封でも劣化することはあるので、劣化サインを見逃さないよう注意しましょう。