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子どもの入学式の主役は、子ども自身
3月の卒業後、翌月4月には入学が控えています。入学式は一度きりなのは、親だけでなく子どもも同じであり、入学式の主役は子どもです。親が子どもの入学式に泥を塗るような行動は、とるべきではありません。
無自覚に行った行動だとしても、親の行動ひとつで子どもにとって入学式の思い出が最悪なものになってしまう可能性もあります。どのような行動に気を付けるべきか、知っておきましょう。
子どもの入学式で親がすべきではない『5つのタブー』
子どもの入学式で親がすべきではない行動は、以下のものがあります。
1.人の話を聞かない
入学式は、新たな門出のスタートを祝います。そのため、校長先生などいろいろな人からのお祝いメッセージが寄せられて紹介する場面があるでしょう。正直長々と時間を取られるため退屈だと感じる人もいるかもしれませんが、以下のような行動を取るのは厳禁です。
- 私語をし始める
- スマホいじりをする
- 盛大なあくびや背伸びをする
- 注意されても無視など
親が人の話を聞かない姿を見せてしまうと、子どもも真似をし始めます。物心ついている子の場合、「恥ずかしい親」と感じて恥をかいてしまうかもしれません。
2.自己中な行動ばかりとる
自己中な態度ばかり取る親は、子どもにとって恥ずかしい存在になりやすいです。
- 自分の思い通りにならないと、怒って騒ぎ始める
- ほかの人を押しのけて人の前に出て、子どもの記念撮影をする
- 周囲の人につっかかり、喧嘩腰で威嚇するなど
子どもよりも子どものような態度が目立つと、子どもの中でも噂が広まり、実子がいじめの対象になる可能性もあります。
3.派手な洋服で参加する
子どもよりも目立つ洋服で入学式に参加するのは、控えましょう。
- 露出度の高い洋服を着用する…胸元や背中が大きく開いており、ミニスカートを履くなど
- 網タイツなど、場にそぐわないものを着用する
- 大きなダイヤモンドなど、大きくて目立つアクセサリーを身につけるなど
入学式は子どもが主役なので、主役の子どもが引き立つような洋服を身につけるのがマナーです。
4.私服で参加
入学式に、ラフすぎる格好で参加するのはNGです。
- ジーンズにTシャツで参加する
- ブーツや運動靴を履く
- ボロボロのカバンで参加するなど
妊娠中や乳幼児も式に参加する場合は、運動靴でも問題ありません。しかし、特別な事情がない限り、上記のような格好で入学式に参加するのはよくありません。存在が浮き立ってしまいます。
5.駐車禁止区間に車を停める
入学式は学校に入りきれないほどの車が押し寄せるので、駐車できなかった車があふれてしまいます。こういった場合は学校側の指示に従って車を停めるべきなのにもかかわらず、ちょっとした隙間に車を勝手に停めてしまうのはよくありません。
- ルールを守っている人から、冷たい視線を浴びる
- ほかの人の車の走行を妨害してしまう
自分がよければそれでいいという行動は、保護者間であっという間に広まります。
子どもの入学式で親が守るべき、最低限のマナー
子どもの入学式に参加する親が、守らなければならない最低限のマナーは、以下のものがあります。
- 入学式にふさわしい服装で参加する…デパートの洋服売り場で相談すれば、見繕ってもらえることが多い
- 私語は慎む、駐車スペースは守るなど、基本的なマナーは厳守する
- 自分の子どもだけが特別なのではなく、一緒に入学する子どもみんなが主役であることを知っておく
入学式の主役は子どもであることをしっかりと念頭に置き、親は子どもの入学式を見守る立場であることを忘れないようにしましょう。
まとめ
子どもの入学式での親の行動は、マナーを守っていないと子どもよりもすぐに目立ってしまいます。子どもに恥をかかせないためにも、守るべき最低限のマナーを心得ておきましょう。